ビートたけし・渡辺謙・田村正和・米倉涼子…スターが主演!平成の名ドラマ4本を“特別版”で放送
令和最初の夏。開局60周年を迎えたテレビ朝日が日曜の夜に、豪華スペシャル企画を展開。
平成のドラマ史を華々しく彩った珠玉のドラマスペシャル4本を厳選、新たに編集した“特別版”が放送される。
ともに“テレビ朝日開局50周年記念ドラマスペシャル”として2夜連続で放送されたビートたけし主演作『松本清張 点と線』(2007年)と渡辺謙主演作『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』(2009年)。
そして、“テレビ朝日開局55周年記念 松本清張没後20年 2週連続ドラマスペシャル”の一作として作られた田村正和主演作『十万分の一の偶然』(2012年)、大好評だった連続ドラマ版を経て制作された米倉涼子主演作『ナサケの女Special~国税局査察官~』(2012年)を新たな魅力で届ける。
◆さまざまな正義がえぐり出す人間ドラマが集結
8月4日(日)放送の『松本清張 点と線』はベテラン刑事・鳥飼重太郎(ビートたけし)が心中に見せかけた完全犯罪の真相を暴いていくミステリードラマ。
「時刻表トリックの傑作」と称賛された松本清張作品を初ドラマ化した本作は、「文化庁芸術祭賞(テレビ部門・ドラマの部)大賞」を受賞。そんな秀作が、清張生誕110周年の今年、緊迫感と面白味を凝縮した特別版でよみがえる。
続く8月11日(日)放送の『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』は、「帝銀事件」「下山事件」「吉展ちゃん事件」「三億円事件」など、戦後の大事件を担当した実在の凄腕刑事・平塚八兵衛を主人公にした作品。
当時すでにハリウッドで大活躍していた“世界のケン・ワタナベ”が全力で演じる“執念の刑事”は視聴者の心をとらえ、「ギャラクシー賞2009年6月度月間賞」を受賞。
こちらも、「吉展ちゃん事件」を中心に平塚八兵衛の濃密かつ熱のこもった生き様を堪能できる特別版で届ける。
さらに翌週8月18日(日)には “父と娘”という新視点を加えてドラマ化した松本清張後期の傑作『十万分の一の偶然』を放送。
主演・田村正和は、“十万分の一の偶然”と評されるシャッターチャンスで撮られた1枚の報道写真から、愛する娘の命を奪った交通事故の発生経緯に疑念を抱く山内正平を演じる。
田村が体現する“父の執念”、その慈愛に満ちた魂が真相をあぶり出していく過程は圧巻。重厚な社会派ミステリーとしても、繊細な人間ドラマとしても見応えのある一作だ。
そして9月1日(日)には、『ナサケの女Special~国税局査察官~』が登場。
同作は、米倉涼子が東京国税局査察部の情報部門(通称・ナサケ)に所属する女査察官・松平松子に扮し、情け容赦なく悪質な脱税者たちを摘発していく痛快ドラマ。
今年10月からは“テレビ朝日開局60周年記念”の冠を掲げ、2年ぶりに『ドクターX~外科医・大門未知子~』の新シリーズに出演する米倉。
彼女が軽妙に演じる、大門未知子へとつながった“破天荒なヒロイン像”、そして胸をすく勧善懲悪劇は必見だ。
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圧倒的な実力と華を兼ね備えたスターたちが主演を飾り、“深い人間模様と突出したドラマ性”で夏の夜を彩る百花繚乱の傑作選は、見逃し厳禁だ。
※番組情報:日曜プライム『テレビ朝日開局60周年 夏の傑作選』(テレビ朝日系24局で放送)
2019年8月4日(日)松本清張生誕110年記念『松本清張 点と線』(主演:ビートたけし)
2019年8月11日(日)『刑事一代~平塚八兵衛の昭和事件史~』(主演:渡辺謙)
2019年8月18日(日)松本清張生誕110年記念『十万分の一の偶然』(主演:田村正和)
2019年9月1日(日)『ナサケの女Special〜国税局査察官〜』(主演:米倉涼子)