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「日本人にも銭湯の良さを」フランス出身女性、“銭湯ジャーナリスト”として魅力発信

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して全国各地を駆け巡って応援している。

今回、修造が訪れたのは都内にある銭湯。銭湯大好きという修造が中に入ると、番台に座っていたのは外国人の女性だった。

©TOKYO応援宣言

実はこの方、フランス出身の“銭湯ジャーナリスト”ステファニー・コロインさん(34歳)。全国の銭湯をまわって、SNSや記事を通して、国内外に魅力を発信している。

©TOKYO応援宣言

ステファニーさんがこれまでに訪れた銭湯の数はなんと800軒以上で、撮影した写真データは4万枚以上だという。そんなステファニーさんには2020年の東京五輪・パラリンピックを通じて、世界に訴えたいことがある。

「銭湯は、日本の本当に素晴らしい文化だと思っているのですが、残念ながら、少しずつ無くなっているんです。1960年代には都内に2700軒近くにあったのですが、今はおよそ500軒しかありません。非常に残念なことです」(ステファニーさん)

ステファニーさんは、銭湯ごとに異なるペンキで描いた絵やタイルなどのアートが、銭湯の大きな魅力の1つだという。あまりに好きすぎて、ペンキ絵師の巨匠・丸山清人さんに自宅の風呂用として絵を描いてもらったほどだ。

©TOKYO応援宣言

また、ステファニーさんは銭湯を取材する際、男湯と女湯の間の壁によじのぼってまで男湯と女湯で描かれた1枚絵を撮影するなど、“銭湯アート”の魅力を存分に伝えている。

©TOKYO応援宣言

◆「銭湯は“社交場”」

ただ、ステファニーさんには、アート以上に伝えたい銭湯の魅力があるという。

「銭湯は“社交場”になっているんです。みなさん、色んな話をしていて、新しく買った服を見せたり、色々悩みを話したりしているのです」(ステファニーさん)

そんなステファニーさんには、取材の中で経験した忘れられないエピソードがある。重い病気にかかった銭湯の常連客である1人の女性が、「銭湯にいるときは痛みが和らぐ」と話していたというのだ。

「その方は、他の方の背中を洗ったりしていました。そこから自分がエネルギーを貰って、少しずつ元気になっていると言っていて、それを聞いて本当に感動しました」(ステファニーさん)

©TOKYO応援宣言

実は、ステファニーさん自身も“社交場”としての銭湯に救われたことがあった。

来日して就職した7年前の当時、なかなか日本の生活になじめず落ち込んでいた時、励ましてくれたのが銭湯だったのだ。

そして今、銭湯を守るため、ステファニーさんは仕事の傍ら、自ら番台に立ち、地元の人々と交流している。

「外国人だけじゃなくて。日本人にも銭湯の良さを伝えたいと思っています」(ステファニーさん)

©TOKYO応援宣言

ステファニー・コロインさんのできる宣言は「ありのままに触れ合える銭湯をみんなに!」。修造は湯船に浸かりながら、日本の銭湯の良さを改めて実感し、エールを送った。

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

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