駿河太郎&尾上寛之『べしゃり暮らし』で原作人気キャラ“デジタルきんぎょ”演じる!
大人気漫画家・森田まさのりが描く『べしゃり暮らし』が初映像化され、2019年7月期の土曜ナイトドラマ枠で放送される。
同作は、人を笑わせることが大好きで笑わせるためなら命がけで何でもやる“学園の爆笑王”こと上妻圭右(間宮祥太朗)と、高校生ながら元プロ芸人の辻本潤(渡辺大知)の成長と葛藤を描いた青春ドラマ。
今回そんな同作で、原作でも特に人気を集めるキャラクター、プロ漫才コンビ「デジタルきんぎょ」(通称“デジきん”)を駿河太郎と尾上寛之が演じることが決定した。
「デジタルきんぎょ」は、実力・人気ともに若手トップクラスで、主人公・圭右や辻本にも大きな影響を与える非常に重要な登場人物。仕事ではコンビを組みながら、プライベートでは確執を抱えるという複雑な関係でもある。
ボケの金本浩史(かねもとこうじ)を演じる駿河は、俳優として30歳でデビュー。
これまでの約10年間のキャリアにおいて100以上もの作品に出演し、要となる役を任され精力的な活動を続けてきた実力派俳優だ。
また、ツッコミの藤川則夫(ふじかわのりお)を演じる尾上は、森田まさのり原作のドラマ『ROOKIES』(TBS)で個性的な髪形が印象に残る今岡役も務めており、直近では5夜連続ドラマスペシャル山崎豊子『白い巨塔』への出演が記憶に新しい、あらゆる役を演じ切るカメレオン俳優。
そんな2人が魅せる漫才コンビとしての“競演”に期待だ。
◆駿河太郎(金本浩史 役)コメント
オファーを受けて―――
「『べしゃり暮らし』は、いつか実写化されるだろうと予想していましたが、まさか自分にお話が来るとは思っていませんでした。デジタルきんぎょの金本は、物語のなかでかなり重要な人物なので、えらい役が回ってきたと責任も感じました。
金本は、愛のある人です。でも第一印象が恐いので、僕なりに恐いイメージを作って行ったんです。そうしたら演出を担当する劇団ひとりさんに恐すぎると言われてしまいました(笑)。
僕は元々“格闘家顔”なので見た目は恐いですが、性格は原作よりもう少し柔らかくなっていると思います」
漫才シーンの撮影&相方役の尾上寛之さんの印象―――
「相方役が尾上さんだと知って、ほっとしました。以前ドラマで共演して芸達者なのは分かっていたので、アドリブを言ってもなんとかしてくれるだろう、とにかく尾上さんについて行こうと思いました(笑)。もちろん緊張はありますが、尾上さんから安心感をもらい、楽しんでやっています。
今回、僕たちの演じるデジタルきんぎょは、若手でも抜きんでているコンビという役どころなので、落ち着きや佇まいに関して劇団ひとりさんもかなり気を配られていました。
その説得力を出すために、尾上さんと2人でとにかく練習をしました。それでも自分で漫才をやるのは慣れません。脇汗がヤバイです。えらいところに手を出してしまったと感じています。このプレッシャーを毎回感じながらネタを披露している芸人さんたちは本当にすごいですね」
演出・劇団ひとりさんの印象―――
「劇団ひとりさんは、役者がやり易いように現場の空気を作って下さる方です。お笑いに関しては、絶対的な信頼を寄せ、お任せしています。役者の自分たちでは太刀打ちできないので、アドバイスもそのままいただいて演じています。劇団ひとりさんがこの作品を演出されるのは本当に適役だと思います。
僕たちの仕事は、面白いかどうか視聴者のみなさんに判断していただくしかないので、とにかくまずは見てほしいです!」
◆尾上寛之(藤川則夫 役)コメント
オファーを受けて―――
「以前に森田先生原作のドラマ『ROOKIES』に出演させていただいたんですが、まさかまた森田先生の映像化作品でお声をかけていただけるとは思っていませんでした。この喜びは本当に大きいです。
原作の藤川は芸人としての道を切り開くために、体重を20キロ増やすんです。だから僕も太りたくて、オファーを受けてからひたすら食べ、短い期間でしたが、なんとか増量して、少しでも近づけるようにしました。藤川はものすごくおもしろい人なので、演じるプレッシャーは感じました」
漫才シーンの撮影―――
「漫才には慣れないですね。劇団ひとりさんに見ていただきながら、めちゃくちゃ練習しましたが、ステージに立つたび脚がガクガクします。
相方役の駿河さんと2人で、1回やってしまえば落ち着くだろうと話していたんですが、実際には逆で、余計に緊張するようになりました。僕たちは、ドラマの撮影なのでやり直しもできますが、一回しかチャンスのないなかでやっている芸人さんたちは本当にすごいと尊敬します」
相方役の駿河太郎さんの印象―――
「駿河さんとは以前ドラマで共演して以来、親交があるのですが、初めて一緒に飲みに行って酔っぱらった駿河さんが、『めっちゃ旨いもんおごるわ』と、コンビニでお父さん(笑福亭鶴瓶)の麦茶を買ってくれたんです(笑)。
あのときは、お父さんとの仲の良さを感じました。懐が深く、包み込んでくれるような存在なので、本当に(相方が駿河さんで)良かったと思いました。今回も、一緒に演じながらとても楽しい時間を過ごしています」
演出・劇団ひとりさんの印象は―――
「劇団ひとりさんは、漫才に関してはライブ感を大事にされ、僕たち役者に対しては愛をもって接して下さいます。本当にいい現場です。
このドラマは、登場人物みんなが成長していく物語です。それぞれの人間関係を、劇団ひとりさんがしっかり演出されているので、細かい感情の動きなども楽しみにして欲しいです。僕たちに関しては、自分たちでも楽しみながらやっている漫才に、是非とも注目していただきたいです!」
※番組情報:土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし』
2019年7月スタート!【毎週土曜】よる11:15~0:05放送、テレビ朝日系24局