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実は家の中にも「PM2.5」の発生源が…!認知症リスクにも関わる“大気汚染”の意外な盲点

普段は教える立場の林修が“生徒”となり、専門家から「今、知りたい」知識を学ぶ『林修の今知りたいでしょ!』。

10月29日(木)の放送では、最新研究でわかってきた「認知症の新常識」を特集。認知症研究のスペシャリストたちが、日常生活に潜むリスクや最新の予防研究について解説した。

なかでも注目されたのが「大気汚染」。屋外だけでなく、意外にも家の中で注意すべき場所があるそうで…。

番組では、認知症の原因疾患のなかで最も多く、全体の約7割を占める「アルツハイマー病」に関わるアミロイドβの蓄積について、2012年に医学誌『The New England Journal of Medicine』で発表された研究を紹介。

遺伝性アルツハイマー病では、発症が予測される約15~20年前からアミロイドβの蓄積が始まるという研究結果が示された。

これを受け、認知症研究の世界的権威・新井平伊氏は、仮に70代で認知症を発症した場合、「40代からアミロイドβが蓄積していた可能性も考えられる」と解説した。

さらに番組では、2026年7月にWHO(世界保健機関)が改訂した認知症予防のガイドラインで、新たな推奨事項として加えられた「大気汚染への曝露を減らす」ことに着目。

米ニューヨークのマウントサイナイで老年医学を専門とする山田悠史氏に尋ねると、特に注目されている大気汚染物質のひとつが「PM2.5」だという。

PM2.5とは、直径2.5μm以下の微小な粒子の総称だ。自動車の排気ガスや工場の煙、山火事など、さまざまな原因で発生する。環境省では、人の健康を保護するうえで維持することが望ましい環境基準のひとつとして、1日の平均濃度35μg/m³以下を定めている。

これまでは呼吸器への影響がよく知られてきたが、近年は認知症との関連についても研究が進んでいる。

詳しいメカニズムはまだ研究段階にあるものの、PM2.5は肺や鼻から体内に入り、複数の経路を通って脳まで到達することで、アルツハイマー病のリスクに関係する可能性が考えられているという。

そんなPM2.5の発生源として、意外な盲点となるのが“家の中”だ。

山田氏の解説によると、日常生活でも調理などによってPM2.5が発生することがあるという。自身の家で換気をせずにステーキを焼きながら測定したところ、ニューヨークでカナダの山火事による大気汚染を経験した際に匹敵する数値を記録したと明かした。

これには林も「家にこもれば大丈夫だと思っていたのに、家庭内にも危険があるとは」と驚きの声を上げた。

もちろん、調理そのものが認知症を引き起こすと示されたわけではない。スタジオの新井氏は、調理の際の“燃焼”時に注意が必要として、「換気が何よりも大切」と締めくくった。

番組ではこのほか、“ある飲み物”を多く飲む人ほど、脳の情報の通り道である「白質」のダメージを抑えられる可能性を示した研究についても紹介されている。

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※番組情報:『林修の今知りたいでしょ!』
毎週木曜よる7時、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

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