ドローンのような夢の宅配道具!何でも運ぶスーパー「シャボン玉」がドラえもんに登場
2019年4月、アニメ放送40周年に突入し、大型プロジェクトが続々進行中の『ドラえもん』。
5月31日(金)には、モノを安全に、確実に、ダイレクトに届ける「シャボン玉宅配便」がひみつ道具として登場する。
このシャボン玉、移動中のあらゆる障害物を避け、風に流されても自動的に軌道修正する高性能さを誇る。
いわば、目的地に到着するまでは何があっても割れない最新のドローンよりも強度は高いかもしれない代物だ。
◆“なんでも便利に運べる時代”になったけど…
この道具をドラえもんから与えられたのび太は、身近な人々の「届けたい」「運びたい」ニーズに的確に応えていく。
たとえば、引っ越しでマンションの高層階に荷物を運びたいが、エレベーターが故障しており困っている夫婦。彼らのためにのび太はタンスや洗濯機などをシャボン玉に入れ次々運んでいく。
さらに、迷子の子犬を見つければ、これまたシャボン玉に入れ、飼い主のもとに届ける。
結果、このシャボン玉の活躍ぶりを知ったスネ夫をはじめとしたクラスメイトからも「こんなモノを運びたい」というリクエストが次々入り、のび太はそれに応えていく。
◆強奪できなくなったジャイアンの暴走が始まる
だが、このシャボン玉がもたらした理想の状況に嫌悪感を示す者が出てきた。
普段、人のモノを勝手に使う強奪者として知られるジャイアンだ。
いつも、のび太やスネ夫からマンガやゲームを奪っていたジャイアンだが、この道具を使って以降、ジャイアンのまわりの友人はみな「持っていない」「(最新のマンガは)届いていない」と口にする。
それに違和感を抱き、ついにシャボン玉の存在に気づいてしまったジャイアン。
彼はシャボン玉を次々大きな袋の中にしまい込み、自らの独占欲を露呈させる。まさに、強奪者としての暴走を始め、事態は意外な結末を迎える。
ドローンにも例えられるような革新的輸送ツールの導入がもたらす社会を見れることに加え、それが強奪者ジャイアンに知られてしまった後の悲劇的な末路に注目だ。
※番組情報:ドラえもん「シャボン玉宅配便」「トランポリンゲン」
2019年5月31日(金)よる7時放送、テレビ朝日系24局