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主演・大森南朋、韓国で最高視聴率25.5%記録の大ヒットドラマをリメイク

遺体の声なき声に耳を傾け続ける法医学者たちが、不都合な“事実”を隠ぺいする権力社会に立ち向かっていくドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』が、7月よりスタートする。

©テレビ朝日

原作は韓国の大ヒットドラマ『サイン』(2011年)。

さまざまな事件の真相を追い求める無骨な天才法医官と新人女性法医官が、“真実”を隠ぺいしようとする絶対的権力に立ち向かっていく姿を描いた同作は、韓国で初めて法医学を扱ったドラマとしても話題になった。

最高視聴率25.5%を記録し、「大韓民国コンテンツアワード」の放送映像グランプリ分野で大統領賞も受賞している。

その名作が、大森南朋を主演に迎え、日本版としてよみがえる。

◆衝撃ラストが待ち受ける、“真実”をめぐる攻防戦

法医学を基軸に、絶対的権力を誇示する巨悪を相手取った“真実”をめぐる熾烈な戦いを描く同作。

韓国版は実在の法医学鑑定機関「国立科学捜査研究院」を舞台とし、国や権力の息がかかりやすい状況下での攻防戦を描いたが、日本では該当する国家機関がない。

そこで日本版では、「日本法医学研究院」なる厚労省・警察庁共管の架空組織を設定。法医学の現場で実際に起こりうる、第三者による解剖結果への“干渉”や“忖度”を国レベルに押し上げ、物語をダイナミックに揺り動かしていくことに。

失敗と挫折、裏切りと陰謀に翻弄されながらも、遺体に残された真実の証(=サイン)と正義を求めて突き進む解剖医と仲間たち…。

あらゆる事件において、彼らが突き止める“真実”と、権力側がねつ造する“真実”が共存するなか、両者は“自分たちの真実”を“本当の真実”として確立させるため、生き馬の目を抜くデッドヒートを繰り広げていく。

◆実力派揃いの圧巻群像劇

本作の中心人物を演じるのは、民放連続ドラマ単独初主演となる大森南朋をはじめ、松雪泰子仲村トオルという映画界でも活躍する重厚な俳優陣。そして、今もっとも旬な若手俳優である飯豊まりえ高杉真宙だ。

大森は愚直なまでに真実と正義を追求する偏屈かつ無頼な解剖医・柚木貴志を、松雪は女性初の捜査一課長を目指す野心家管理官・和泉千聖を。

そして、飯豊は柚木の助手となる新人解剖医・中園景を、高杉は生意気だが正義感あふれる千聖の部下・高橋紀理人を熱演。数々の逆境に直面しながらも、“真実”を追い求める者たちを体現する。

そんな彼らの前に立ちはだかるのが、権力に寄り添う国立大の法医学教授・伊達明義を演じる仲村。“それぞれの信念と思惑が入り乱れる圧巻の群像劇”に期待だ。

※番組情報:7月クール木曜ドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―
2019年7月スタート!【毎週木曜】午後9:00~午後9:54、テレビ朝日系24局