「素数ホッケー」って何⁈ 理系知識を楽しく学べる東京の注目施設
世界屈指の巨大都市・東京には、知的好奇心を刺激する施設が数多くあります。
東京の知られざる魅力を発見し、暮らしに役立つ最新情報を届けるテレビ朝日の番組『東京サイト』(毎週月~金、午後2時~)では、5月15日~19日にわたって、「体験して学べる施設」を特集しました。
番組で取り上げられた施設のなかから3つを紹介していきましょう。
◆日本科学未来館
江東区青海にある「日本科学未来館」。
ここでは、声だけでなく存在感までも離れた場所に送ることができ、高齢者介護施設でも利用が進んでいる注目のアンドロイド「テレノイド」を体験できます。この「テレノイド」は、使う人がさまざまに想像できるようニュートラルな姿・形をしているのが特長です。
さらに、ホンダが開発したパーソナルモビリティ「UNI-CUB」に乗ることも可能。
◆科学技術館
千代田区北の丸公園にある「科学技術館」では、-196℃の液化窒素による超低温実験に参加することができます。
実験で利用される液化窒素を使った技術は、古タイヤを処理する凍結破砕や飲料に果汁を入れるときの果物の粉砕などに利用されており、私たちの生活にも大きく関係。そんな技術を楽しみながら学ぶことができます。
また、人間の錯覚について学べる「座標の部屋」では、ボールを真上に投げたくても投げられない不思議な体験も…。
◆リスーピア
そして、江東区有明にある「リスーピア」では、理科と数学の原理や法則を楽しみながら学ぶことができます。
1とその数でしか割り切れない素数を得点とする「素数ホッケー」では、素数以外を打ち返すと素因数分解され、得点にすることができます。反射神経と数学の知識の両方が必要になるユニークな体験型展示です。
自然界に見られる数学の美しさを探す「ネイチャーマセマティクス」では、直前の2つの数の和が並ぶフィボナッチ数列と、木の枝の分かれ方の関連について学ぶことも。さらにフィボナッチ数列を一辺の長さとする正方形をつなげると、黄金比が現れます。
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この他にも番組では、約5万5千㎡の敷地に足立の原風景が広がり、さまざまな自然体験ができる「都市農業公園」や、水素エネルギーや未来の水素社会について体験して学べる「水素情報館 東京スイソミル」が紹介されました。
子どもはもちろん、大人も存分に楽しめる展示が盛りだくさん。ぜひ訪れてみては?
※各施設の詳しい情報は、番組HPまで!
※番組情報 『東京サイト』
毎週月曜日~金曜日午後2時から放送、テレビ朝日