余命宣告を受けこの世を去ったミュージシャン 20年以上一緒に過ごしたバンドメンバーが想いを語る「そういうふうに最後まで生きた」

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる、SUPER EIGHTの冠番組『EIGHT-JAM』。
9月27日(日)放送の同番組では、“踊れるロックバンド”が特集された。
【映像】BOOM BOOM SATELLITESの25年以上の歴史を紹介
スタジオにはアーティストゲストとして中野雅之、小林祐介、佐々木幸生、Shin Sakiura、トークゲストとして高橋茂雄(サバンナ)、市川紗椰が出演。
日本の音楽シーンに大きな功績を残したBOOM BOOM SATELLITESをはじめ、ダンスミュージックとロックを融合したサウンドで人気を集めた“踊れるロック”のバンドを紹介した。
サカナクションの山口一郎やMAN WITH A MISSIONのジャン・ケン・ジョニーなど、多くのバンドマンが“憧れ”と語るBOOM BOOM SATELLITES。
1990年代初頭、同じ大学の同級生である川島道行さん(ボーカル、ギター)と中野雅之(ベース、プログラミング)で結成されたBOOM BOOM SATELLITESは、1997年、日本に先駆けてベルギーの名門レーベルからデビューした。
だがその数カ月前、川島さんの脳腫瘍が発覚。無事手術は成功するも、川島さんはその後も再発を繰り返し、そのたびに入院手術。バンドの歴史は闘病とともに歩んだ歴史でもあった。
2012年、3度目の手術を前に初めて病について公表。その後も厳しい治療が続き、カツラを被ってライブに臨むこともあった。
そして2016年6月22日をもってBOOM BOOM SATELLITESは活動を終了。その少し前に余命宣告を受けていた川島さんは、同年10月、長かった闘病を終えてこの世を去った。
川島さんのボーカリストとしての魅力について、中野は「大型のフェスに出演したり、大きい会場でワンマンやったり、“ロックスター”というのが、エゴとか強い自己承認欲求とともにみんなを盛り上げていくタイプの人たちが一般的かなというイメージ。そういうのとは真反対の人で、常に利他的で、すごく優しい人だったんですよね」と回想。
「僕はバンドをやっている以上、そこにもっとマッチョなロックスター的な感覚を川島くんに求めるときもあって。でもやっぱり生涯それは川島くんの生き方に合わなかった。それが川島くんが稀有なボーカリストだと感じさせるところ。そういうふうに最後まで生きたなという感じがしています」と続けた。
番組では、そんなBOOM BOOM SATELLITESが海外デビューを実現させた理由、そして活動終了までの25年以上の歴史も紹介している。
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)