2秒で失神KOされた元ヤン格闘家、猛練習の末に臨んだ第3戦で驚愕の“大失態”
この4月よりレギュラー番組として復活を果たした『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
4月29日(月)の同番組では、「元ヤンキーで格闘家」という経歴を持つ俳優・黒石高大の渾身の授業の“後編”が放送された。
前編では、元愚連隊総長で地元ヤンキーのカリスマ的存在だった“濱の狂犬”黒石が、格闘技大会に出場したら僅か2秒で失神KOされてしまった…というしくじりを披露。
さらにその映像が“おもしろ動画”として拡散されたあげく世界中からいじられ、加えて、それが原因で大変な地獄を味わったという。
その地獄とは一体どんなものだったのか? 後編ではそこを詳しく深掘り。ワルぶって大恥をかいた末に家族を巻き込んでしまった衝撃の事件も明かした。
◆黒石をいじる話に妹が激怒!そして…
「その場のノリでかいた大恥は、その場限りでは終わらない」という教訓を伝えた黒石には、仲の良い妹がいるという。キャバクラに勤めていた彼女はある日、1人の客から失神KO負けを喫した“兄をいじる話”を聞かされてしまい、激怒。
「お兄ちゃんは弱くない!」と、その客に水をかけ、大ゲンカをしてしまったというのだ。
帰宅した妹が母親にその出来事を泣きながら語る声が、自室にいた黒石の耳にも入り、自分もひとり涙を流したというエピソードを披露。家族にまで迷惑をかけ、実力不足を痛感した黒石は一念発起、「仲間・家族を守れるくらい強くなりたい!」と考え、ジムに入って特訓を始める。
◆心を入れ替えトレーニングも…結果は驚がくの反則負け
それまでの自堕落な生活を改め、ジムに入って猛特訓を開始した黒石。愚連隊の活動はすべて封印し、真剣に格闘と向き合うようになった。
毎朝4時に起きて朝練。その後は働き、さらに仕事終わりにまた練習というハードな日々。スパーリングではボコボコにされ、アバラを何度も折られたこともあったという。
そして、猛練習の末に臨んだ第3戦。「頑張って練習したから、今回は絶対に勝てる」と思っていた黒石だったが、まさかの反則負け! なんとゴングが鳴る前に相手を殴ってしまい、試合は中止となったのだ。
これにはオードリー若林ら生徒たちも呆れかえって大ブーイング!当時の会場でも、同様に非難の声が大きく上がったそう。
こんな行動に出た理由について「気合が入りすぎていて、よく分からないうちに殴っていました」と振り返る黒石。その出来事を猛省し、相手選手にも教壇から頭を下げて謝罪をした黒石は、「一旦、深呼吸 めっちゃ大事」という教訓を述べ、生徒たちの笑いと共感を誘った。
◆黒石がたどり着いた“本当にカッコいい生き方”とは?
初戦から失神・失神・反則という驚がくの負け続きだった黒石も、5戦目にしてようやく勝利をおさめる。その後は着実に戦績をあげ、『THE OUTSIDER』(アウトサイダー)の看板選手にまで上り詰めた。
恥ずかしい負けとそこから這い上がる経験をした黒石だからこそ得られた人生の教訓は、「弱い自分を守るためにワルぶるのではなく、大切な人を守るために努力しよう」というもの。この言葉を、黒石は全国のヤンキーたちに送った。
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またAbemaTV「Abemaビデオ」では、地上波放送直後の深夜0:50から黒石の後半授業の完全版を配信。さらにAbemaTVオリジナル企画「しくじり学園公式SNSをなんとかしよう!」も展開していく。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
毎週月曜 深夜0:20~深夜0:50、テレビ朝日
※AbemaTVの完全版は、毎週月曜深夜0:50から「Abemaビデオ」