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【世界ラリー(WRC)】混戦抜け出しオジェがトップに! 第6戦ラリー・ポルトガル デイ3結果

現地時間の5月20日、FIA世界ラリー選手権(WRC)第6戦ラリー・ポルトガルのデイ3(SS10~SS15)が行われた。

混戦を抜け出し3日目のトップに立ったのは、チャンピオンのセバスチャン・オジェ(フォード)。2番手には連続優勝で波に乗るヒュンダイのティエリー・ヌービル、3番手には同じくヒュンダイのダニ・ソルドがつけた。

2日目まで激戦が続いていたが、3日目はチャンピオンのオジェがすべてのSSを1位もしくは2位で通過し、2位のヌービルに16秒8差をつけた。前日トップだったオット・タナク(フォード)はSS11の20km時点でマシンをぶつけてしまい、大きくタイムを落とし、総合4位にまで順位を落とした。

トヨタのエース、ヤリ‐マティ・ラトバラは、着実な走りで順位を9番手まで浮上させた。また、トヨタ3台目ドライバーとして登場したエサペッカ・ラッピは、順調な走りを見せていたがSS15で右後輪にダメージを受けてしまい、順位を落とした。

トップのオジェは、「リードタイムをマネージメントすることは可能ではあるけれど、決して楽ではない。とにかく僕はタイヤに厳しくならないよう気をつけている。少し気を使いすぎたかもしれないけれど、その分、ライバル達は(僕を追うために)さらに厳しい状態でドライブする必要に迫られるからね。僕は明日の仕事に集中するよ」と、チャンピオンらしく冷静に2位以下との状態を把握していた。

そしてラトバラは、「マシンの状態は良くなった。もちろん100%良いとは言えないけれど、今日はペースも悪くない。チームが良い仕事をしてくれている」とコメントした。

ラリー・ポルトガルの最終日はSS16からSS19を争う。なお、RC1の1~10位までの結果は以下の通り。