木南晴夏、ヒロイン演じた映画クレヨンしんちゃん新作は「予告編で泣いた」
4月19日(金)より公開された国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズ27作目『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』。20日(土)、その公開舞台挨拶が東京・日比谷にて行われた。
舞台挨拶には、今作のヒロインの美人トレジャーハンター“インディ・ジュンコ”役を務める木南晴夏、ツアーにやってきた新婚カップル役のりゅうちぇる、11年ぶり2度目の出演となる本人役の小島よしおらゲスト声優陣が登壇。
さらに、本作が初のしんちゃん映画への参加となる小林由美子(しんのすけ役)をはじめ、おなじみの声優陣、ならはしみき(みさえ役)、森川智之(ひろし役)、こおろぎさとみ(ひまわり役)たちも登場。本作の監督を務めた橋本昌和も加わり、新作の公開を盛り上げた。
◆しんのすけ役で初の映画に「お尻ムズムズ」
2018年7月からアニメ版にてしんのすけ役を担当し、今作が初の映画参加となった小林由美子はまず、「正直、公開初日を迎えるまでずっと落ち着きがなく、緊張でお尻がムズムズしていました(笑)」と、しんのすけ役ならではの言葉で大役へのプレッシャーを表現。
そして、「(アフレコの)最初のほうはガチガチだったんですけど、共演者の皆さんが本当にあたたかい現場をつくってくださっていて、本当にありがたかったです。アフレコしている(みさえ役の)ならはしさんの後ろ姿を見ながら、『母ちゃんの背中かっこいい!』って思っていました」と振り返り、キャスト陣への感謝を語った。
そして、今作でさらわれてしまう役どころとなる父・ひろしを演じた森川智之は、劇中のクラマックスに登場するひろしの台詞に心を打たれたよう。「なかなか言えない台詞。すごい名台詞だなと思ってしびれてしまいました」と、自ら演じながらひろしに惚れ直したことを明かしていた。
◆木南晴夏、しんちゃんの台詞に感動
そして、歴代シリーズのゲスト声優史上最多の台詞量で、本作の「予告編を観ただけで泣いてしまった」というゲスト声優の木南晴夏は、「(中盤で)しんちゃんがみさえに放った一言にグッときました。しんちゃんって、いつもおとぼけてるのに、たまに芯を食ったことを言いますよね(笑)」と、しんのすけの男っぷりを称賛。
また、小さい頃に『クレヨンしんちゃん』の第一巻を買ってくれた両親への感謝を語りながら、「その頃の自分に、(今回出演できたことを)教えてあげたいです。いつかしんちゃんに会えるよって。まさか仲間入りできるなんて、ビックリでした」と本作出演の喜びを語った。
さらに、舞台挨拶を大いに盛り上げたのは本人役で登場した小島よしおとりゅうちぇる。
小島は、タキシードでかっちり登場したかと思いきや、ものの5分ほどで“いつもの姿”に。しんのすけ、みさえ、ひろしと代名詞“そんなの関係ねぇ!”をやると、「まさか野原家と一緒にやれるなんて…」と感慨深げな様子だった。
一方のりゅうちぇるには、今回の舞台挨拶に来られなかった妻のぺこからサプライズの手紙が。「いつも家族にたくさんの愛をありがとう」「毎日幸せいっぱいです。これからも、りゅうちぇるらしくかわいくキラキラ過ごしてね」と書かれた手紙が読まれると、「サプライズ過ぎて、いい反応ができなくてすみません」と恐縮しながら喜びをあらわにしていた。
“平成”から“令和”にかけて公開される『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』。“家族愛”をテーマにした感動と爆笑の本作は、全国東宝系にて4月19日(金)より公開中だ。