天海祐希、大先輩・浅野温子の女優魂に心酔!『緊急取調室』でゾクゾクの駆け引き
天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。
4月11日(木)放送の同作第3シーズンの第1話に、浅野温子が警視庁初の女性刑事部参事官・菊池玲子役でゲスト出演することが決定した。
◆天海祐希、大先輩の女優魂に心酔
浅野は、圧倒的な権限を持つ警察組織の上司として、また人質救出目的だったと主張する“監禁立てこもり犯射殺事件”について取り調べを受ける被疑者としてキントリを撹乱し続ける“史上最悪の敵”に扮し、初共演となる天海とともにゾクゾクする対立関係を演じる。
天海と初めて会った浅野は「人の中にすっと入っていく方で、ビックリしました!」と驚き。
続けて、「とても気遣い屋さんな天海さんが中心となって門戸を開いてくれていたから、疎外感が全然なかった! だからこそ気持ちがラクだったし、芝居でビシバシやるときも切り替えがラクでした」とリラックスした表情を見せた。
対する天海も「佇まいの雰囲気から細部に至るまで、細心の注意を払って役作りをされていて、とても勉強になりました」と大先輩の女優魂に心酔。
「撮影を終えた温子さんからは『最後まで頑張ってください』という言葉も頂き、今後への活力になりました。素晴らしい先輩に第1話を華々しく飾っていただき、本当に幸せです。感謝しかありません!」と、充実の初共演に並々ならぬ思いを馳せていた。
◆1話の見どころは浅野温子とキントリの駆け引き
第1話の見どころは、取り調べを中心に展開される玲子とキントリの駆け引き。
浅野との共演を堪能した天海は、「温子さんのお芝居によって菊池参事官が台本のなかから立体的に浮かび上がり、第1話の撮影最終日に撮った一番重要なシーンでは、私も温子さんに体ごとぶつかっていけたような気がします。そんな私をドンと受け止め、お芝居を返してくださったので、すごく素敵な時間を過ごさせていただきました」と語り、笑顔を覗かせた。
両者ともに魂を震わせた圧巻の取り調べ劇。一瞬たりとも目を離せない攻防戦を経て、マル裸にされる真実とは一体…?! 痛烈なパンチとともに開幕する第3シーズン、見逃せない。
◆浅野温子(菊池玲子・役) コメント
「天海さんと共演するのは初めてなので、どんな人なのかなぁって、すごく楽しみでした。実際にお会いしたら、警戒心がなくて、人の中にすっと入っていく方で、ビックリしました!
そんな天海さんがリーダーシップを取っているキントリ・チームは、ほんわかしていて、すごくいい! 普通はそういう出来上がったファミリーのなかに外からゲストで入ると、すごくつらいんですけど(笑)、とても気遣い屋さんな天海さんが中心となって門戸を開いてくれていたから、疎外感が全然なかった!
だからこそ気持ちがラクだったし、芝居でビシバシやるときも、切り替えがラクでした。
私が演じる玲子は53歳まで仕事一筋で、独りで生きていくと決めた人。そのなかで天海さん演じる真壁有希子のことは唯一認めていて、仕事における今後の道を一緒に歩んでいってほしい人だと思っているんです。
でも、2人の生き方は水と油のように違う! そういう『好きなんだけど、一緒にはいられない…』という、恋愛以外でも存在する愛情と関係性が出たら、すごくうれしいなぁって思いました。
私はこれまで取り調べる役も、取り調べられる役も演じることが多かったんですけど、作品によって取り調べの進み方や描かれ方が違うんですよね。
今回はキントリという取り調べ専門チームが主体なので、心理戦の要素が強いんです。相手の作戦にいかに引っかからないようにするか、あるいは引っかかったふりをしてやるぞ…というような、“お互いの筋書きが裏でぶつかるキャッチボール”は、私にとっても初めての経験でしたね。
今まで経験してきた刑事の取り調べとは一味違う、心理戦の最たるものになっていたなぁって思います。
『緊急取調室』の魅力は、時間の経過とともに視聴者もキントリと被疑者のペースに巻き込まれて、どちら側からの見方でも楽しめること。今回もどれだけお客さんがだまされて、チッと舌打ちしてくれるかなぁって(笑)、私も楽しみです!」
※番組情報:木曜ドラマ『緊急取調室』
2019年4月11日スタート!【毎週木曜】午後9:00~午後9:54放送(※初回は午後9:00~午後10:09放送<15分拡大>)、テレビ朝日系24局