塚地武雅が『緊急取調室』レギュラーに!天海祐希の“カッコよさ”を惚れ惚れ語る
天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。
田中哲司・速水もこみち・鈴木浩介・大倉孝二・でんでん・小日向文世らおなじみのメンバーも再結集する第3シーズンに、ドランクドラゴンの塚地武雅がレギュラー初参戦することが決定した。
塚地が演じるのは「緊急事案対応取調班」に異動してきた刑事・玉垣松夫。
画像解析のエキスパートである彼は、人と人との向き合いに重点を置いた泥臭い捜査&取り調べを貫くキントリ・メンバーに新視点の推理を提示しながら、強硬な被疑者を“マル裸”にすべく力を合わせていく。
本作の座長である天海も「塚地さんとは一度共演させていただいているんです。本当にちょっとしたシーンでの共演だったのですが、『やっぱりお笑いの方は間がよくて、お芝居がお上手だな!』と思ったんですよ。だから、何の心配もしていないです!」と笑顔。
「きっと撮影初日から“何年も前からいらっしゃった方”のようになるんじゃないでしょうか」と塚地の加入を大歓迎した。
◆「本当にカッコいい!」塚地、天海に惚れ惚れ
天海のことを「本当にカッコいいんですよ!」と絶賛する塚地。初日からすんなりと撮影現場に溶け込めたのも、ほかでもない天海のおかげだった。
実は塚地、初参戦だけに周囲との距離感の取り方など探り探りの状態で撮影スタジオに入ったのだそう。しかし、その答えは天海のさりげない行動によって、一瞬で出ることに…。
「キントリ・メンバーと並んだときも、天海さんが『もとからいた感じだね』と言ってくださったうえに、(前シーズンまで出演していた)大杉漣さんがいたときの全体バランスと比べて『あれ? 高さがなくなって、横幅が…』とイジってくれたりして(笑)。温かく迎えてくださって、ありがたかったです」と塚地。
さらに芝居でも天海に助けられたそうで、「天海さんのなかで有希子というキャラクターが完全に出来上がってるから、距離の詰め方もそこで掴めたというか…。台本には書いてなかったんですけど、本番でいきなり天海さんからガッと羽交い締めされて、『あ、この人はこういう距離の詰め方をするんだ!』と分かったんです」と撮影秘話も明かした。
◆故・大杉漣さんへの思い
また、塚地が演じる玉垣の役どころを語るうえで外せないのが、故・大杉漣さんが前シーズンまで演じていたキントリの刑事・中田善次郎の存在。というのも玉垣は、警視庁・将棋部で親しくしていた中田の退職を機にキントリに異動してきた、という設定だからだ。
「皆さんは『漣さんの代わりが務まるのか?』と思いながら、ご覧になられるかもしれません。でも、僕としては代わりを務めるつもりはありません」と塚地は慎ましく語る。
しかし、その心の奥底には大杉さんへの熱い思いが。「漣さんとは何度も共演させていただいたんです。ある作品では地方ロケにひとりで来た僕に、漣さんが撮影後『塚地くん、うちの車に乗ってくか?』と言ってくださって、送ってもらったこともあったんですよ」。
さらに、「しかも、本当だったら、次の作品で上司と部下の役で共演するはずやったんです。そんなこともあって何かの縁も感じますし、力いっぱい演じて、漣さんにも見てもらえたらな、と思ってます」と不思議な縁も明かした。
大杉さんに対する万感の思いを胸に、塚地が全身全霊で開拓する新キャラクターの活躍に期待だ。
※番組情報:木曜ドラマ『緊急取調室』
2019年4月11日(木)スタート!【毎週木曜】午後9:00~午後9:54放送(※初回は午後9:00~午後10:09放送<15分拡大>)、テレビ朝日系24局