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オリジナル・ラブ田島貴男、「ラブソングなんて“バカじゃねえか”と思ってた」

髙嶋政宏によるMCのもと、BS朝日とJ-WAVEが「平成」「音楽」をテーマにコラボレーション。平成の30年を音楽という側面から掘り下げる番組『My Anniversary SONG ~HEISEI SOUND ARCHIVE~』(BS朝日)。

3月15日(金)放送の同番組では、ORIGINAL LOVEの田島貴男を迎え、思い出の曲について語り合う。

©BS朝日

田島は小学生のとき、学芸会でダンボールでギターの形を作って、タコ糸で弦を張りダウンタウンブギウギバンドの真似を披露した。意味もわからずマネしていたそうだ。

そんな田島が中学3年のとき、初めてコピーしてギターを弾きながら歌った曲がTHE POLICEの『孤独のメッセージ』。「みんな恥ずかしがってボーカルをやらなかったので、仕方なく自分で歌わなきゃいけなくて、歌った」という。英語は全部カタカナで書いて歌ったそうだ。

田島は高校生の頃、福島の郡山に住んでいた。外国人ミュージシャンのコンサートはあまりなかったが、高校3年のときに初めてスティーヴィー・ワンダーが郡山の体育館に来たという。

「最初は興味があまりなかったが、先輩が好きだったから一緒に見に行って、3曲目くらいで踊りまくっていた」と語る田島。最後に『Happy Birthday』という曲を聴き、それ以来好きになって、大人になってから今でも曲作りの先生みたいになっていると話す。

また田島は、昔はラブソングなんて恥ずかしくて「バカじゃねえか」と思っていたが、あるときラブソングを書けないと曲書きとして一人前になれないような気がして、日本のポップスを聴いて勉強したという。

阿久悠が作詞した『たそがれマイ・ラブ』の「しびれた指、滑り落ちたコーヒーカップ」という歌詞は衝撃的だったそうだ。

そして、MVを自身で監督・撮影・編集し、4年ぶりのニューアルバムに収録した新曲『ゼロセット』。

「1人で海辺でやっているが、通行人がガンガン入ってくる。1人で三脚と、ギターと8mmフィルムを持って駐車場から砂浜まで2キロくらい歩いた。みんな通行人にからかわれながら撮った。去年からフィルムカメラをずっとやっていて、これが動いたらめっちゃ面白いだろうと思って。自分の写真と音楽の相性がすごくいい」と思いを語る。

<紹介楽曲>
『My Cherie Amour』(スティーヴィー・ワンダー)
『たそがれマイ・ラブ』(大橋純子)
『ゼロセット』(ORIGINAL LOVE)
『フリーライド』(ORIGINAL LOVE)

※番組情報:『My Anniversary SONG 〜HEISEI SOUND ARCHIVE〜』
2019年3月15日(金)午後10:24~午後11:24、BS朝日

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