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大地真央、2度目のアガサ・クリスティ作品。大きな出会いに「参加してよかった」

2019年春、テレビ朝日が送るアガサ・クリスティ作品第4弾として『予告殺人』が放送される。

©テレビ朝日

ある朝、新聞の広告欄に唐突に掲載された「殺人のお知らせ」。はたして、世にも恐ろしい殺人の予告は本物なのか…? 壮大な謎とともに幕を開けた物語は、その予告通りの日時と場所で殺人が起きるという衝撃の展開へと発展していく。

本作で“予告された殺人事件”の謎に挑むのは、沢村一樹演じる警視庁捜査一課・特別捜査係の相国寺竜也(しょうこくじ・りゅうや)警部。キレ者だけどちょっと変わったドラマオリジナルのキャラクター・相国寺が、アガサ・クリスティの世界で躍動する。

◆大地真央、凄絶な運命を抱えた美しき女性を演じる

そして今作で沢村と対峙するのは、大地真央。『そして誰もいなくなった』でも豪華俳優陣のひとりに名を連ねた大地が、再びアガサ・クリスティの世界に戻ってくる。

大地が演じるのは、殺人を予告される“小径の館”の美しき当主・黒岩怜里(くろいわ・れいり)。周囲からは「レーリィ」の愛称で呼ばれ、友人や居候、下宿人などを館に住まわせて面倒を見ている、愛情深い女性だ。

小径の館で殺人が起きるという恐ろしい広告にも動じることなく、逆に面白がるような素振りで予告の時間に客人を招いてパーティーを開催。すると予告通り、館で殺人が起こってしまうのだ…。

小径の館にやってきた相国寺らが捜査を進めていくうち、レーリィの数奇な生い立ち、そして彼女を取り巻く人物たちとの不思議な人間関係が判明。やがて、レーリィの美しき笑顔の裏に隠された凄絶な人生の秘密も明らかになっていく。

◆大地真央(黒岩怜里・レーリィ役)コメント

「アガサ・クリスティの作品をやらせていただくのは、『そして誰もいなくなった』に続いて2作目なのですが、この独特の世界観は毎回ワクワクドキドキします。こんなにも『早く先が知りたい!』『続きが見たい!』と思える作品というのはなかなかないと思いますので、そういったところが長年愛されているアガサ・クリスティたる所以なのではないでしょうか。

私が演じるレーリィはある意味ずっと何かを“演じながら”生きている、少し切なさを感じさせる女性。だけど親友のドラに対しては愛情深く接し、周りの人々にも愛のある人だと思います。彼女が抱えた運命、そう生きざるを得なかったレーリィの悲しさをみなさんにも受け止めていただけたらと思います。

沢村一樹さんとは『そして誰もいなくなった』ではまったく絡みのシーンがなかったので、今回の共演は楽しみでした。すごく周りに気を使われる方ですし、あの笑顔で現場を盛り上げてくださる、細やかな方。相国寺というキャラクターも面白いですよね(笑)。あのカチッとした相国寺の雰囲気に釣られないようにしよう、と心がけながらお芝居をしました。

そして今回の現場ではとても大きな出会いが。生後2ヶ月のメインクーンの子猫なのですが、本当に可愛くて、可愛くて…。彼女に出会えただけでも、この作品に参加してよかった!(笑)

アガサ・クリスティの作品は、結末がわかっていても、ストーリーがどのように展開していくのか、それがとても気になるお話ばかりだと思います。最後まで、どんな風に進んでいくのか、推理をしながら楽しんでいただけたらうれしいです」

※番組情報:ドラマスペシャル「アガサ・クリスティ『予告殺人』」
2019年春放送