沢村一樹、右腕・瀧本美織がいないまま捜査へ。被害者は“Vチューバー”
刑事拝命以来の20年間の記憶を失い、捜査テクニックも刑事としてのノウハウもすべてが消えてしまった“ゼロ状態”の男――。沢村一樹がそんな異端のヒーローに挑む木曜ミステリー『刑事ゼロ』。
2月21日(木)に放送される第7話では、京都・東京・仙台で同時自殺事件が発生する。
時矢暦彦(沢村一樹)が以前担当した事件と酷似していたため、時矢は当時組んでいた警視庁の刑事(阿部進之介)と合同捜査をすることに。
しかし、些細なことで時矢とケンカになってしまった佐相智佳(瀧本美織)は、別の「女性連れ去り事件」の現場へ。時矢は、右腕の智佳がいないまま捜査に乗り出す。
◆第7話あらすじ
記憶を失う前とは打って変わってズボラな性格になった時矢暦彦(沢村一樹)を、佐相智佳(瀧本美織)は見かねて注意。そんな智佳に時矢は反発し、2人はケンカになってしまう。
そこへ、“月影カレン”という女性が何者かに連れ去られたという知らせが入り、智佳は時矢を置いて内海念也(横山だいすけ)と現場に急行する。
そんな中、警視庁捜査一課の山之辺裕作刑事(阿部進之介)が時矢を訪ねてきた。山之辺によると、2日前に東京、京都、仙台で発生した同時自殺事件が、以前時矢と共に捜査に当たった事件と酷似しているという。
それは3年前の冬、全国で7人の女性が同日同時刻に自殺を図った事件で、いずれの現場にもイギリスの詩人、ウィリアム・ブレイクの詩集『無垢の予兆』が残されていたという。
やがて、自殺者たちが失恋者専用のサイトにアクセスしていた事実が発覚。“セブン”と名乗るサイト管理人・川上昇(亀山貴也)が言葉巧みに自殺をほう助していたことが判明したものの、彼は逮捕直前に服毒自殺。事件は被疑者死亡で幕引きとなったはずだった…。
ところがつい2日前、またしても3人の女性が同時自殺を図り、現場に『無垢の予兆』が残されていたという。かねてから真犯人は別にいると考えていた山之辺は、3年前、同意見だった時矢に協力を依頼。時矢は、右腕の智佳がいないまま、捜査に乗り出す。
一方、連れ去り事件の捜査を開始した智佳は、被害者は女性ではなく、“Vチューバー”の田所健三(須藤公一)だと知って驚く。田所は“月影カレン”というキャラクターになりきって動画配信を行っていたのだ。
智佳は、彼の自宅で認知心理学者・兵藤幸雄(石橋蓮司)の写真を見かけるが…!?
※番組情報:木曜ミステリー『刑事ゼロ』第7話
2019年2月21日(木)午後8:00~午後8:54、テレビ朝日系24局