東山紀之、執念の捜査!“薬指のない水死体”と美しきバー経営者の関係
東山紀之主演の「棟居(むねすえ)刑事」シリーズ最新作『棟居刑事の黒い絆』が、2月17日(日)に放送される。
左手薬指が切断された男の水死体が発見された。被害者は、自分と妻それぞれに1億円もの生命保険をかけていたことが判明。そして、被害者のマンションに、黒い帽子を深くかぶった謎の女が訪ねてきたこともわかった。
しかし、保険金以外のことで妻に不審な点はなかった上、被害者の周辺にも怪しい人物は見当たらず、捜査は難航する…。
◆あらすじ
東京湾で、死後1週間が経過した男性の水死体が見つかった。臨場した警視庁捜査一課の刑事・棟居弘一良(東山紀之)は、遺体の左手の薬指が切断されていることに気づく。
まもなく遺体の身元は契約社員の古田純一(黄川田将也)と判明するが、生前の被害者の写真を見た棟居は驚く。2週間前、棟居は登山中に古田と彼の妻・弓子(篠原ゆき子)と遭遇、ケガを負った弓子を助けたことがあったのだ。
ところが、古田と弓子は1カ月前から別居していたらしく、思えば棟居が救助に入ったときも2人の間には冷めた空気が流れていた。さらに古田は自分と妻それぞれに1億円もの生命保険をかけていたこと、1週間ほど前に古田のマンションに黒い帽子を深くかぶった謎の女が訪ねてきたこともわかった。
棟居と同僚刑事・神林武人(きたろう)は、弓子を直撃。弓子は別居を認め、2週間前の登山は、夫から「山を降りたら離婚に応じる」といわれたため一緒に登ったものの、その後、古田からの音沙汰が途絶えたと告白。
また、生命保険についても、別居の際に解約するはずだったとして驚いた表情を見せる。だが、神林は黒い帽子の女の正体は弓子で、夫を殺害後、証拠を隠滅するために古田の部屋に入ったのではないかと怪しむ。
しかし、保険金以外のことで弓子に不審な点はなかった上、古田の周辺にも怪しい人物は見当たらず、捜査は難航。手がかりを求めて古田の実家を訪ねたところ、彼がバーテンダーとして働いていた過去が浮上する。
2年前まで古田が勤務していたのは、小説家の夫・臼木陽兵(みのすけ)を殺害したことで世間を騒がせたバー経営者・佐倉弥生(酒井美紀)の営む店だった。弥生はかねてから臼木にひどいDVを受けており、1年前、夫に暴力を振るわれた末に殺害。正当防衛が認められ、執行猶予付きの判決を受けた身だった。
棟居に対し、弥生は確かに古田を雇っていたが、自分が事件を起こしてからは会っていない、ましてや彼のマンションを訪れたこともないと断言する。
だがその矢先、第二の事件が発生! 混迷深まる状況の中、棟居は執念の捜査により、事件関係者たちをつなぐ、思いもよらぬ“秘密”と“絆”を暴いていく…! はたして、その“絆”が生まれた背景に何があったのか…!? そして、黒い帽子の女の正体は…!?
※番組情報:日曜プライム『棟居刑事の黒い絆』
2019年2月17日(日)午後9:00~午後11:05、テレビ朝日系24局