テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
未来をここからプロジェクト
menu

「バトンは男の子がやるものではない」親の反対押し切り世界一、“五輪採用”目指して奮闘

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して全国各地を駆け巡って応援している。

今回、都内にある小学校を訪れた修造が目にしたのは、バトンを手に舞う1人の男性だった。「すごい!人間業じゃない!」と思わず声がこぼれる。

©TOKYO応援宣言

バトントワリングの演技を見せてくれたのは、駒田圭佑さん(28歳)。

バトンを使った演技といえば女性のイメージが強いが、バトントワリングは男性の競技者も多い。駒田さんは、バトントワリングの世界選手権で3連覇を果たすなど、“絶対王者”として君臨していた。

得意技は、バトンを空中に投げる間に、片足をあげて4回転し、最後は落ちてくるバトンを後ろ向きでキャッチする、“4回転イリュージョン”という大技。世界でも数人しかできないスゴ技だ。

©TOKYO応援宣言

バトントワリングでは、技術と芸術性を10点満点で審査員が評価するのだが、このスゴ技を武器に挑んだ2016年の世界選手権では、駒田さんの演技に審判全員が10点満点をつけた。

この功績を残したのは過去、駒田さんただ1人。しかも予選・準決勝・決勝の3演技全てで叩きだしたのだ。

©TOKYO応援宣言

しかし、この大会後、駒田さんはまさかの“現役引退”の決断を下す。

「バトントワリングは五輪競技ではないので、現役を続けるよりも、世界中にバトンの魅力を発信していくことが、五輪競技に少しでも繋げていく事ができるのかなと思いました」(駒田さん)

©TOKYO応援宣言

◆現役引退裏に“オリンピック”への夢

バトントワリングをオリンピック競技へと繋げるために、自ら引退を決断した裏には、駒田さんの歩んできた“道”があった。

駒田さんが競技を始めたのは5歳の時。姉の影響を受け、始めたいと思ったというが、両親からは反対された。

「親の反対を押し切って始めたんです。女性スポーツというイメージが強くあったので『男の子がやるものではない』と。それでも、泣いて『やりたい!やりたい!』と言いました。バトンは自分を表現できる唯一のものだと思ったので」(駒田さん)

©TOKYO応援宣言

こうして、多い日には1日9時間もの練習をするなど、バトンへの情熱を燃やした。選手として勝つことで、バトントワリングという競技をアピールしてきたが、2020年東京オリンピックの新競技に採用されることはなかった。

「東京2020で新競技には採用されませんでしたが、東京2020の開閉会式でバトンがしたいと思いました」(駒田さん)

駒田さんは現役引退をしてでも、その活躍の場を広げることがバトン界のためになるという答えに辿りついたのだった。

その活動の1つとして、バトントワリングの世界トップクラス4人を集めたパフォーマンス集団を結成。動画の配信や演劇に出演するなど、より多くの人に見てもらえるような活動をしている。

©TOKYO応援宣言

駒田さんのできる宣言は「東京2020を第一歩に、バトンをオリンピック競技にしたい」。

熱く語る駒田さんに、修造は「10点満点を今度はみんなで繋げて、夢に向かってほしい!」とエールを送った。<制作:TOKYO応援宣言>

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

はてブ
LINE
おすすめ記事RECOMMEND