瀬古利彦、出場できなかったモスクワ五輪…ライバル選手が当時の思いを語る
さまざまなゲスト有名人の「学生時代の同級生が今何をしているか?」を調査する番組『あいつ今何してる?』。
2月6日(水)に放送される同番組には、日本のマラソン界を牽引してきた瀬古利彦が登場する。
1956年に三重県桑名市で生まれた瀬古は、小中学校を卒業後、四日市工業高校を経て早稲田大学に進学。
中学から陸上をはじめ、高校でインターハイ優勝。大学では箱根駅伝の区間賞に輝き、数々の国際大会で優勝を果たした。
現在は解説者・指導者として活躍。また、日本陸連のマラソン強化戦略プロジェクトリーダーとして、東京オリンピックに向けて尽力している。
◆インターハイ2冠を陰で支えた友人
そんな瀬古が「今を知りたい」と名前を挙げたのは、“インターハイ2冠”を陰で支えてくれた高校陸上部時代の友人。
陸上部員である彼もランナーとして相当な実力を持っていたにもかかわらず、インターハイのときは4日間、瀬古の付き人として体調管理のサポートをしてくれたという。
一緒にウォーミングアップをしたり、朝練習をしたり、散歩したり、水を飼ってきてくれたりと気遣ってくれたそうで、瀬古は自分が優勝できたのは彼のおかげだと感謝を語る。
瀬古が“恩人”として感謝し続けている彼はいったい今、どこで何をしているのか?
番組スタッフが探し当てた彼は、ズバ抜けた実力を持つ瀬古に対して当時どんな思いを抱いていたのか、胸の内を吐露。そんな彼の温かい言葉に、瀬古も感激の面持ちを浮かべる。
◆ライバルだったドイツの元マラソン選手
そしてもうひとり、瀬古は自身が出場できなかったモスクワオリンピックで金メダルを取ったライバルの“今”も知りたいとリクエスト。
そのライバルとは、ドイツの元マラソン選手。彼とは当時、国際大会で何度か対戦し、瀬古が勝利。瀬古はモスクワオリンピックで対戦していたら自分が金メダルを獲得していたはずだと断言するが…?
そこで番組スタッフは、はるばるドイツへ。すると瀬古と同様、彼も今なおマラソンに携わっていることが判明する。
ライバルだった瀬古へのリスペクトや、モスクワオリンピックで対戦できなかったことへの思いをしみじみと語る彼に、瀬古も感動して…。
※番組情報:『あいつ今何してる?』
2019年2月6日(水)午後7:00~午後8:00、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)