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4度の世界一に輝いた、88歳ベンチプレス選手 現役続行の裏に亡き夫との“誓い”

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して全国各地を駆け巡って応援している。

今回修造が応援しに訪れたのは茨城県に住む奥村正子さん。

©TOKYO応援宣言

奥村さんは、なんと88歳にして現役のベンチプレス選手。世界大会で4回優勝の経歴をもち、自己ベスト50キログラムを持ち上げたこともある“スーパーおばあちゃん”だ。

©TOKYO応援宣言

その若さの秘訣は、朝食に隠されていた。奥村さんは毎朝、朝食として常陸牛を食べているという。

「私の考えでは、たまに食べるよりも毎朝こうやって食べます。コンスタントに食べる方が体に良いと思うからです」(奥村さん)

さらに、およそ2キロの山道を歩いてトレーニング場へ向かうのも、日課の1つだ。

©TOKYO応援宣言

そんな奥村さんには、2020年に向けて明確な目標がある。

「90歳まで競技を続けたいです。最終目標を90歳にして、ずっとやってきたんですよね。やってやれない事はないですよ。やりもしないで、できないとは絶対に言わないようにしています」(奥村さん)

©TOKYO応援宣言

◆亡き夫との“約束”

奥村さんがベンチプレスを始めたのは71歳の時だった。きっかけは、夫・一さんの交通事故。ケガを負った首のリハビリに付き合う形で、2人で始めた。

互いに教え合い励まし合い続けたベンチプレスは、いつしか夫婦にとって共通の生き甲斐になっていた。

しかし、2017年6月、そんな日々が一変する。一さんがガンのため、この世を去ってしまったのだ。

「ずっと一緒にやっていた旦那様が亡くなられたことによって、辞めようとは思いませんでした?」(修造)

「思わなかったですね。主人が亡くなる1週間前に『お前は目標を持ってやってきたんだから、怪我をしないで目標達成しなさいよ』って言ってくれたんです。だから続けています。やっていないと、あの世に行ったときに怒られちゃう(笑)」(奥村さん)

©TOKYO応援宣言

奥村さんは、一さんと「いつも離れないように」と、初めてもらったエンゲージリングと結婚リングを首にかけている。一さんを傍に感じながら、奥村さんは一人黙々とトレーニングを続け、90歳まで現役を続けるという目標へ、今も戦い続けているのだ。

◆「聖歌ランナーでトーチを持って走りたい」

その過程で2020年に向けて、新たな想いが芽生えた。

「オリンピック・パラリンピックの東京開催が決まった時に、私はとにかく90歳までという目標を置いて『よし!聖歌ランナーでトーチを持って走りたい』と思いました。たとえ5メートルでもいいから。

特に、今まで昭和という苦難の時代を生きてきた方に、元気を与えたいので。人生楽しいですもん!」(奥村さん)

©TOKYO応援宣言

奥村正子さんの「できる宣言」は「2020年、90歳までバーベルを挙げ続け、日本のお年寄りを元気にする!」。前向きな奥村さんの言葉を受け、修造の心はベンチプレス同様、たしかに“挙がって”いた。

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

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