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話題の本『一汁一菜でよいという提案』は、なぜ今多くの人々の共感を得るのか?

料理番組「おかずのクッキング」で長年にわたり司会を務め、著書である『一汁一菜でよいという提案』が発行部数10万部を超え話題となっている料理研究家・土井善晴。

そんな彼が、5月14日(日)にBS朝日で放送されるインタビュー番組『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~』に登場する。

©BS朝日

この日の放送では、料理人としての原点から、偉大な父・土井勝への思い、そして料理との真摯な向き合い方まで、その知られざる素顔にテレビ朝日スポーツコメンテーター・宮嶋泰子が迫る。

 

◆偉大な父・土井勝への思い

「おふくろの味」という言葉を世に広め、テレビ創世記から家庭料理の大切さをわかりやすい口調で伝えてきた家庭料理研究の第一人者・土井勝を父に持つ土井は、料理の英才教育を受けたサラブレッドと思われがちだが、その半生は意外なものだった。

土井が料理の世界に飛び込んだのは20代になってから。料理人としてはかなり遅いスタートであるうえ、出発点は日本ではなく外国。単身ヨーロッパへ渡り、世界の一流の現場で基礎を学び、帰国後は日本料理の名店で腕を磨いたという。

父と同じ料理の世界に生きながら、料理人としては全く別の道を歩んできた土井。そこからなぜ、父と同じ料理研究家という職業に就いたのか? 土井の半生をたどり、その理由を探っていく。

そして、話題の著書『一汁一菜でよいという提案』についても語られる。白いご飯に、おかずも兼ねた具沢山のみそ汁、そして漬物。これを毎日食べれば良い、という考え方が今なぜ多くの人々の共感を得ているのか? 家庭料理に対する土井の考え方を聞いていくうちに、その答えが見えてくる。

また、父から受け継ぎ現在も出演を続ける「おかずのクッキング」の裏話も。料理経験が少ない共演のアナウンサーについて土井ならではの接し方を明かすほか、普段はなかなか見ることができない料理番組の裏側にも密着する。

今年60歳を迎え、人生はここからがスタートだという土井善晴。料理という枠を超え、「人間の“幸せな生き方”とは何なのか?」を考えさせられる1時間となりそうだ。

※番組情報 『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~
2017年5月14日(日)午後 6:00 ~ 午後 6:54、BS朝日(※プロ野球中継延長の際、放送休止の場合があります)

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