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歌手・福田こうへい、民謡歌手だった父との確執「見返すため同じ大会に」

いま一番聞きたいあの人の言葉を心の奥底から引き出すインタビュー番組『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~』(BS朝日)。

©BS朝日

1月19日(土)に放送される同番組には、歌手の福田こうへいが登場する。

全国のステージを飛び回り、2018年の1年間でこなしたステージは200以上。観客動員数は26万人を突破し、演歌歌手では断トツのナンバーワン。

多忙な日々を送る福田は、2018年11月、吐血して緊急入院した。今回のインタビューが行われたのは、その2日前…。この時、福田は余すことなく半生を語ってくれた。

◆民謡歌手の父とは「顔を合わせるだけでとっくみあいに」

福田は、1976年9月21日、岩手県雫石町で民謡歌手の父と踊り手の母の間に生まれる。幼い頃は「民謡歌手の子ども、お前も歌ってみろ!」と馬鹿にされ、父の職業である民謡歌手を嫌っていたという。

父は厳しく、有無も言わさず鉄拳制裁を下す人だった。思春期になると、お互いにそりが合わず顔を合わせるだけでとっくみあいのケンカに…。

いさかいの絶えない父に一泡吹かせては、と母がある提案をする。「顔を合わせればケンカばかり。お父ちゃんを見返すために、民謡大会に出てみれば…」

福田は父が役員を務める民謡大会に内緒で出場し、10位以内に入賞。だが、他の出演者から「あいつは民謡歌手の息子。ごますりか、袖の下を通して入賞したんだろう…」と言われ、福田の心に火がついた。

そして2年後、同じ大会で見事に優勝を果たす。しかし今度は「地方の大会で優勝しただけだ」という父のひと言が、再び福田に火をつける。

数々の全国大会に出場し、実に20以上の大会で優勝。「大会荒らし」とも呼ばれ、気づけばどっぷりと民謡の深みにはまっていた。

番組では、ケンカばかりだった父子が共演した秘蔵映像も公開。しかしこの共演からわずか2カ月後、52歳という若さで父がこの世を去る。ガンだった。親子の溝を埋めることなく、別れを迎えた亡き父への思いとは?

福田のデビュー曲『南部蝉しぐれ』は実は父のために作られた曲だったが、一度も父が歌うことなく福田の元に巡ってきた。

そして、この曲を歌い続けることが唯一、天国にいる父と心を結ぶこととなった。

また、全国のステージを飛び回る福田が1年のうち数える程しかない休日に楽しむのはもっぱら「ゴルフ」だという。演歌界の大御所、五木ひろしとゴルフに行ったエピソードを語る。

※番組情報:『ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~
2019年1月19日(土)午後6:00~午後6:55、BS朝日