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東京五輪へ、注目高まる“スポーツ気象” 「予報精度の高い日本は有利」

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して全国各地を駆け巡って応援している。

今回、修造がある人物に会いに訪れたのが、千葉市幕張にある世界最大規模の気象情報会社ウェザーニューズ。

インターネットでは365日24時間、天気に関する情報を放送。また、世界の船舶7000隻を常時観測しながら、気象情報から最適な航路を推薦するなど、各部門に特化した天気予報を行っている。

そんな中、東京2020に向けて今、「スポーツ気象」の部門が注目を集めている。そのチームを率いているのが浅田佳津雄さんだ。

©TOKYO応援宣言

「スポーツと天気は、ものすごく関係があると思っています。選手に心の準備をして試合に挑んでもらうために、気象情報を提供しています」(浅田さん)

スポーツに多大な影響を与えてきた天気。その良し悪しで苦しむ選手は数知れない。浅田さんは多くの国際試合を現地で見る中で、“準備の重要性”を強く感じていた。

「国際試合ともなると、選手の差はほとんどない。いい準備をした選手が勝っていると思いました」(浅田さん)

©TOKYO応援宣言

◆ラグビー日本、歴史的勝利の裏にあった“気象対策”

ウェザーニューズでは「スポーツ気象」の部門を結成以降、数多くの日本代表チームを天気情報でサポートしている。

その1つがラグビーだ。五郎丸歩選手が大活躍した2015年ラグビーW杯の南アフリカ戦での歴史的勝利は、実は浅田さんのアドバイスで対策を練った上での1勝だった。

日本チームからは大会後、24番目の選手を意味する背番号「24」のユニホームをプレゼントするほど感謝されたという。

©TOKYO応援宣言

冬の競技では、雪上のマラソンと言われるクロスカントリースキー。

2018年平昌パラリンピックの際、日本チームには、天気だけでなく雪の質までチェックし、レースの行われる時間には雪質がどうなっているのかという情報を伝えた。

その情報をもとに、スキー板に塗る最適なワックスを選ぶことができ、新田佳浩選手は見事、金メダルを獲得した。

©TOKYO応援宣言

◆「東京2020だからこそ、かつてない成果が出せる」

そして、浅田さんたちは東京2020でのメダルラッシュへ動き出している。

マラソンコースは、すでに具体的に分析を開始。コースを立体的に捉え、日陰による気温差や、ビル風の影響まで研究している。

「スタートが7時ぐらいで、だいたい女子は3分半のペースで1km走って行くので、それをだいたい計算して、5km地点を7時17分くらいに通過したとします。その時、どんな風が吹いているのか、というのを事前に情報として伝えたいです」(浅田さん)

©TOKYO応援宣言

選手が事前にペース配分のイメージトレーニングができるように、まさに準備の最大限のサポートを目指しているのだ。

そして「東京2020だからこそ、かつてない成果が出せる」と浅田さんは自信を深めている。

「予報の精度が絶対、日本国内の方が高いので、私たちが選手に提供できる情報は、海外で試合をやるよりも必ず質が良いものになります。なので、日本にとっては有利かなとは思います」(浅田さん)

©TOKYO応援宣言

「天気を味方に選手の心は日本晴れ!」と2020年に向けたできる宣言をした浅田さん。

心の準備の重要性を知る修造は「ウェザー・トゥ・ウィン!(天気で勝つ)」と浅田さんにエールを送った。<制作:TOKYO応援宣言>

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

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