志田未来、“自信がない女性”はこう演じる「動きに特徴があるんです」
平成もカウントダウンに入り、セクハラやパワハラなど職場における問題が噴出した2018年。盛んに働き方改革が叫ばれるなか、日々職場で奮闘するビジネスパーソンは複雑な人間関係の中で不安や悩みを抱えているケースが少なくない。
そんな働く者たちの悩みを、ある日若手の社員が驚きの方法で解決してくれるとしたら――。
1月17日(木)21時からスタートする杉咲花主演のドラマ『ハケン占い師アタル』は、年齢や性別がばらばらなビジネスパーソンの悩みを次々解決し、職場の人たちを希望へ導く物語だ。
今回同作の脚本を手掛けたのは、『GTO』(1998年)、『女王の教室』(2005年)、『家政婦のミタ』(2011年)などで斬新なキャラクターを誕生させてきた遊川和彦氏。
主人公の杉咲花に加え、出演者は小澤征悦・板谷由夏・若村麻由美・及川光博など豪華俳優が並ぶ。
2019年の働き方に確実に希望をもたらすこのドラマ。
そこで今回、常に自分に自信が持てない入社3年目の正社員・神田和実役を演じる志田未来に、「自信がない女性の演じ方」や本作の注目ポイントを聞いた。
◆志田未来「占いはまったく行かない」
――今回は占い師が主人公のドラマですが、志田さんは占いに行かれますか?
志田:「占いはまったく行かないです。私、いつも自己判断で決めることが多いんです。人に相談することもあるのですが、最終的に人の意見を聞かないですね(笑)。たぶん、聞いてるフリして聞いていないんです。本を読んだりも昔はしていましたが、最近は量も減って。なので、尚更自分の考えで行動に移します」
――今回演じるイベント会社で働く神田和実は、司法浪人中の彼氏と同棲しており、仕事は失敗ばかり。常に“まごまご”している「物事を決断できない優柔不断な女の子」の役ですよね。
志田:「そうですね」
――正直、どこかで既視感がある。志田さんは、そのような役が多いイメージがあります。
志田:「たしかに、そうなんですよ! 今回、脚本家の遊川和彦さんにお会いしたとき、まさにそんなことを言われたんです。『今回の役柄は“女王の教室”のときの志田さんの役の14年後のイメージだよ』って。それで一気に演じるイメージが浮かびました。優柔不断で、自分に自信が持てない女性です」
◆“自信がない女性”の演じ方
――そうだったんですね。では、志田さんが得意とする“自信がない女性”の演技って、何かコツがあるんですか? 演じていて意識的にされている動きとかありますか?
志田:「例えば、自分に自信がないので、相手から言われたことに過剰に『ですよね~!』ってセリフで同意するとか。自信がない女性は、すぐに同意するんです。あとは……まだあります」
――なんでしょう?
志田:「自分の視界の中で動いたものがあると、それを目で追いかけるとか。動きに特徴があります」
――なぜそれが“自信がない女性”に見えるんですか?
志田:「一つ一つの動きをオーバーにすることで“自信がない女性”の動きが出来てきます。例えば、自分の後ろを大きな音を立ててクルマが走ったときにオーバーにビクッとして後ろを振り返ると、落ち着かないイメージが出るかなって」
――確かに、想像してみればそんな動きをする気がします。では、今回のドラマの第1話で注目してほしいシーンはありますか?
志田:「私が演じる神田和実の“自信のない動き”にぜひ注目してほしいです。そして、遊川さんの脚本も楽しめると思います!」
ドラマ『ハケン占い師アタル』は今日1月17日(木)21時スタート。志田演じる神田和実が自信なく「ですよね~」と同意するセリフにぜひ注目してみてほしい。
※番組情報:木曜ドラマ『ハケン占い師アタル』第1話
2019年1月17日(木)午後9:00~午後10:14【※20分拡大】、テレビ朝日系24局