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仲間由紀恵、『相棒』で「こういう感じもありなんだ」と驚いたこと

2006年から毎年放送している『相棒』元日スペシャル。2019年の『元日スペシャル』には、仲間由紀恵ふんする警視庁広報課長・社美彌子が登場する。

©テレビ朝日・東映

今回の『相棒』元日スペシャルが、産休明け初のドラマ出演となる仲間由紀恵。彼女が演じる社美彌子が『相棒』に登場するのは、『season16』の最終回『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』(2018年3月14日放送)以来。

今回は“警視庁広報課長”として、誘拐からはじまる一連の事件を注視していく立場となるが、はたして美彌子は事件、そして特命係にどう関わっていくのか…!? 元日スペシャルならではの濃密かつスリリングな物語が展開していく。

©テレビ朝日・東映

――産休後、初のドラマ撮影ですが、どのような気持ちで撮影に臨まれましたか?

仲間由紀恵(以下、仲間):「今年2月、『season16』の撮影に参加した後、産休に入らせていただきましたが、出産を経てまた『相棒』からの復帰、ということでとても嬉しかったですね。また皆さんにお会いできることも楽しみでしたし、元日スペシャルから参加させていただけることも大変光栄に思いました。今回、『相棒』おなじみのシーンに出演することができたので、それも嬉しかったです」

――ご自身の心境の変化などありましたら教えてください。
仲間:「そうですね…。でも、現場に来たらいつもどおりの『相棒』の雰囲気が広がっていて、いい緊張感のなかで撮影することができました。“変わらないものがずっとここにある”、という感じで、懐かしいというよりも、また、いい空気の中に戻ってくることができたな…という感覚でした」

――水谷豊さん、反町隆史さんとはどんな会話をされましたか?
仲間:「最初にお会いしたときに『おめでとう』と声をかけていただきました。より一層頑張って、緊張感を持ちながら美彌子を演じていかなきゃいけないな、と思いました」

――久しぶりの『相棒』の現場で感じたことは?
仲間:「水谷豊さん、反町隆史さんのお2人が醸し出しているのだと思うのですが、『相棒』の現場は“大人の撮影現場”という雰囲気なんです。お2人は作品づくりに関して、いい意味での緊張感を持ちながら、でもどこかリラックスして臨んでいらっしゃるんですよね。

しかも絶対的にお2人のほうがセリフ量も多く撮影も大変なのに、時々現場に入る私やゲストの皆さんとも気さくにお話をされて、素晴らしい空気づくりをしてくださるんです。それが相乗効果を生んで、大人の雰囲気が生まれるのだと思います」

――『season13』での初登場以来、度々、美彌子として『相棒』に出演されていますが、美彌子を演じてきて、キャラクターについて新たに発見することは?
仲間:「美彌子は最初、右京さんと敵対するような立ち位置からはじまり、だんだん亘さんと食事するシーンが出てきたりと役が広がってきて、私も「あれ? こういう感じもありなんだ」と驚いたことも…(笑)。もちろん上司と部下という厳しい関係性もありますが、“正義”を抱える人たちが関わり合って事件を解決していくなかに美彌子も存在しているので、自分も柔軟に役を広げる意識を持って演じています」

※番組情報:テレビ朝日開局60周年記念『相棒season17』元日スペシャル「ディーバ」
2019年1月1日(火・祝)午後9:00〜午後11:15、テレビ朝日系24局