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【世界ラリー(WRC)】トヨタ、総合トップで最終日へ。第2戦ラリー・スウェーデン デイ3(~SS15)結果

現地時間の2月11日、FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦ラリー・スウェーデンのデイ2(SS9~SS15)が行われた(SS12は速度が速すぎる可能性が高いとして安全上の理由でキャンセル)。

総合トップは、トヨタのヤリ-マティ・ラトバラ。2位はフォードのオット・タナク、3位にはフォードで4年連続王者のセバスチャン・オジェがつけた。

 

3日目の最後に用意された、「スーパーSS」と呼ばれる2台同時に走行するSS15で驚きの逆転劇があった。

2日目に総合トップに立ったヒュンダイのティエリー・ヌービルは、2日目に28秒1だったリードを最後のSS15スタート時点で43秒3にまで広げ、誰もが3日目もヌービルがトップと思ったところで、ヌービルはマシンをコンクリートに当ててクラッシュ。総合順位を13位にまで落としてしまった。まさに、ドラマのような展開。

この結果、ヒュンダイのダニエル・ソルドが4位、シトロエンのクレイグ・ブリーンが5位に浮上した。

トヨタのユホ・ハンニネンは2日目に樹木にぶつかりリタイアしたが、無事マシン修復を終えて再スタート。総合23位(RC1クラスは13位)につけた。

最終日に残るSSは、SS16からSS18までの3つ。

ラリー・スウェーデンで3勝の実績を持つラトバラが、トヨタ加入2戦目にして、トヨタに18年ぶりの復帰でいきなり勝利をプレゼントできるのか、はたまた、僅か3秒8差の2位タナクや、16秒6差の3位オジェが逆転でトヨタの前に立ちはだかるのか? 2017年の世界ラリーは2戦目にして、日本のファンには目が離せない展開となってきた。

RC1の1~10位までの結果は以下の通りだ。