
沢口靖子、涙ながらに「もっと、マリコでいたかった」 『科捜研の女』ファンへの手紙に鳴りやまない拍手
1999年10月のスタート以来、現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきた沢口靖子主演『科捜研の女』。
科学捜査ミステリーの原点にして最高峰に君臨する本作が放送300回という節目に、26年間の歴史に幕を下ろすことが決定。シリーズの集大成となる『科捜研の女 FINAL』が、1月23日(金)に放送される。
番組では“FINAL”に向けて『科捜研の女』5大メモリアルプロジェクトを始動しており、その第1弾であるファンミーティング《─26年分の「ありがとう」をあなたに─大感謝祭》が開催された。
ファンミーティングには、榊マリコ役・沢口靖子をはじめ、土門薫役・内藤剛志、君嶋直樹役・小池徹平、風丘早月役・若村麻由美、宇佐見裕也役・風間トオル、日野和正役・斉藤暁、加瀬淳平役・加藤諒、涌田亜美役・山本ひかる、蒲原勇樹役・石井一彰らレギュラーキャストが登壇。
会場に詰めかけた200名の“科捜研ファン”との交流を楽しんだほか、クライマックスでは沢口が涙ながらにファンへの感謝の手紙を読み上げ、会場は深い感動に包まれた。
◆内藤剛志が思わず嫉妬!?
『科捜研の女』26年の歩みのなかで、ファンミーティングを行うのは今回が初めてのこと。
白衣をまとった沢口靖子らキャストが登壇すると、駆けつけたファンたちは盛大な拍手と歓声を送り、のっけから会場のボルテージは最高潮に。
熱気あふれるなか、まずはキャストたちが好きなシーンや好きなキャラクターを選んで“科捜研愛”を語り合う企画「『科捜研の女』のここが好き~!!!」を実施した。
「このシーンが好き」というお題で沢口が選んだのは、『season12』の第2話で“枯山水”の庭の写真を前に、斉藤暁演じる日野所長とマリコが会話する場面。
沢口は「所長から枯山水の様式美について聞かれたのに、マリコは石と砂の成分について科学的に答えてしまったんです。芸術オンチのマリコを描いた、クスッと笑えるシーンです」と選んだ理由を説明したが、マリコの“最大の理解者”土門を演じてきた内藤剛志はそれを聞いて、「いちばん思い出に残っているのは、オレとのシーンじゃなかったの!? ものすごくショック!」と思わず嫉妬した。
2008年から解剖医・風丘を演じてきた若村麻由美は「科捜研のメンバーが黙々と任務を遂行する場面が好き」と話したほか、「解剖シーンでは、毛穴の先まで見通すような真剣なまなざしでマリコさんに見つめられるご遺体の役者さんがかわいそうだなって、いつも思っていました(笑)」と撮影ウラ話を披露した。
2022年から物理担当・君嶋役でレギュラー入りした小池徹平は、科捜研チームが揃って臨場する場面をあげ、「科捜研の一員になれたことをかみしめられるシーン。歩いている瞬間だけは、京都の暑さも忘れられます」と打ち明けた。
次に「このキャラクターが好き」というお題では、蒲原刑事役の石井一彰が、加藤諒演じる会計係・加瀬の名をあげて「作品に温かさ、やさしさをプラスしてくれた」と感謝する。
しかし東映京都撮影所で石井と楽屋が一緒だったという加藤からは、「石井くんは忘れものが多いんですよ~」と意外とそそっかしいところを暴露されて苦笑いする場面も。
また日野所長役の斉藤は、若村から「メンバーに振り回される所長がキュートで好き」と選ばれて喜んだのもつかの間、FINALの撮影中に“空中ウォーク”を練習していたと一同からバラされて、「カメラが向いていないキャストはヒマなんですよ!」と言い訳トークを…。
続いて「マリコ様のここが好き」というお題で、化学担当・宇佐見を演じる風間トオルが颯爽と“自転車通勤”を続けるマリコの姿をあげると、沢口は「私、自転車に乗れないと思われがちなんですけど…高校時代まで自転車通学していたので、ちゃんと乗れるんです(笑)!」と話し、会場の笑いを誘っていた。
さらに、映像データ担当・亜美役として13年間レギュラー出演してきた山本ひかるは「マリコさんはなんといってもビジュアル! 科学者としてカッコよくて美しいところが素敵!」と熱量高く先輩への尊敬を語っていた。
◆ファンの思いに沢口靖子も感無量!
今回の大感謝祭では、ファンミーティングならではの企画として、会場からの質問コーナーも。
「FINALの撮影秘話を教えて!」という要望には、沢口が「FINALでは、みんなの論文を読んで胸が熱くなる場面があって、これもマリコの成長だなと受け止めました。私にとって思いを込めて撮影したシーンなので、楽しみにしていてください」と、思い入れたっぷりにみどころを明かした。
そんななか、内藤がファンの反応をもっと確かめたいと言い出し、突如、観客とのコール&レスポンスがスタートする。
沢口が「科捜研を20年以上応援している方――?」と呼びかけると、客席からは大きな拍手が…。しかし、もっとも熱烈な拍手が集まったのは、若村の「『科捜研の女』が自分の人生の一部だと思っている方――?」というコールで、これには沢口たちも大感激する。
このほか「『科捜研の女』がくれた私の物語」と題して、ファンから寄せられたエピソードを司会の野村真季アナウンサーが代読する企画も。
しみじみ聞き入っていた沢口は「みんなで作ったこのドラマが、見てくださった方々の人生の一部となり、何か影響を与えることができたならこんなにうれしいことはありません。感無量です」と胸を震わせていた。
◆沢口靖子からの“涙の手紙”に鳴りやまぬ拍手
そして、いよいよ大感謝祭のクライマックス――沢口がファンへの思いをしたためた手紙を自ら読み上げると、「『科捜研の女』を愛して下さったすべてのみなさまへ…」と語りはじめたところで、感極まって瞳から大粒の涙が…。
その後も涙をあふれさせながら、「まさか、こんなに早く、白衣に袖を通す最後の日が来るなんて。正直な気持ちを言えば、もっと、マリコでいたかった。榊マリコと過ごした日々は、私の人生そのもの。かけがえのない宝物です。この作品は、今回をもってひとつの区切りを迎えます。でも、作品を通して皆さまと一緒に積み重ねてきた温かい日々や笑顔や涙、たくさんの思い出は、これからもずっと、心の中で生き続けていきます」と思いの丈を披露していく。
最後は「長い間のご声援、本当にありがとうございました」と締めくくると、キャストたちも感涙。会場からはしばらく鳴りやまない拍手が響いていた。
ここでファンミーティングは終幕かと思いきや、サプライズが! 26年という長い年月、マリコとして駆け抜けた沢口に、内藤がキャストを代表して花束と寄せ書きアルバムをプレゼントしたのだ。
内藤は「オレたちの主役でいてくれてありがとう! あなたは役を通して“真面目であることはカッコいい”と、26年かけて証明してくれた…最高でした!」と賛辞を送る。
すると沢口は「マリコは最後の1%まであきらめない粘り強い人なので、皆さんを巻きこんじゃいましたよね(笑)」とマリコになり代わってメンバーに感謝するとともに、「皆さまの熱いご声援で幸せな時間を過ごすことができました」とファンにもラストメッセージ。
白衣を翻して笑顔でステージを去る沢口に、またしても鳴りやまない拍手が送られた。
◆沢口靖子 手紙全文
「科捜研の女」を愛して下さったすべてのみなさまへ
始まりがあれば、
いつか終わりが来る。
頭では、理解していました。
でもまさか、こんなに早く、
白衣に袖を通す
最後の日が来るなんて。
正直な気持ちを言えば、
もっと、マリコでいたかった。
お別れなんかしたくない。
そんなこと、できるはずないのに。
榊マリコと過ごした日々は、
私の人生そのもの。
かけがえのない宝物です。
そして、
皆さまとの関係も同じです。
この作品は、今回をもって
ひとつの区切りを迎えます。
でも、作品を通して
皆さまと一緒に積み重ねてきた
温かい日々や笑顔や涙、
たくさんの思い出は、
これからもずっと、
心の中で生き続けていきます。
人の心が強く揺さぶられた瞬間、
その記憶は、
脳の奥深くに刻みこまれるそうです。
「科捜研の女」を見て、
皆さまの心が動いたその一瞬の記憶が、
これからも、私たちをつなぎ続けてくれる、
そう信じています。
“科学は嘘をつかない”
マリコもそう言っています(笑)。
これからも、ずっと一緒に
前を向いて、歩いていきましょう。
長い間のご声援、
本当にありがとうございました。
◆5大メモリアルプロジェクト第4弾!
FINAL放送直前、『科捜研の女』5大メモリアルプロジェクトの第4弾が決定した。
その内容はこの大感謝祭のアーカイブ配信。1月20日(火)あさ5時より、テレ朝ドラマ公式YouTubeチャンネルにて配信がスタート。動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも1月21日(水)ひる12時より無料配信される。
また現在、自由に書き込むことのできるメッセージボードをテレビ朝日本社1階アトリウムにて1月30日(金)まで期間限定で掲出中。このボードには“大感謝祭”で読み上げた沢口直筆の手紙も飾られている。
※番組情報:『科捜研の女 ファイナル』
2026年1月23日(金)よる8:00~9:48、テレビ朝日系24局
※『科捜研の女』シリーズ過去作品が、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、『科捜研の女』過去全シーズン&スペシャルドラマに加え、2021年公開の『科捜研の女 -劇場版-』も見放題配信中












