風間俊介、人生初の坊主頭で『やすらぎの刻~道』出演!浅丘ルリ子がバリカンでカット
2019年4月より、テレビ朝日開局60周年記念作品として放送する倉本聰氏作の帯ドラマ劇場『やすらぎの刻(とき)~道』。
前作『やすらぎの郷』の”その後“とともに、主人公・菊村栄(石坂浩二)が執筆するシナリオ『道』が映像化されていくという壮大な物語となる。
その新たなドラマ『道』で重要な役割を担うキャラクター、根来公平(ねごろ こうへい)役に風間俊介が決定した。
風間は役作りのため、人生初の坊主頭になることを決断。“断髪式”にはなんと“お嬢”こと白川冴子役を演じる浅丘ルリ子がサプライズで登場し、浅丘はバリカンで風間の髪をバッサリと刈り上げた。
さらに、橋爪功が風間からバトンを引き継ぎ、公平の晩年を演じることも決定。 風間と橋爪が公平という人物の生涯を名演技でリレーする。
◆風間「“ルリ子カット”だと自慢します!」
風間が扮するのは、のちに清野菜名ふんするヒロインの夫となる養蚕農家の四男、根来公平。ストーリーテラーとして『道』の物語を導いていく、重要な役どころ。13歳の少年時代(昭和11年)から演じることとなった風間は役作りのため坊主頭になることを決意し、“断髪式”がスタジオ内の控室で行われる運びとなった。
丸刈りになるのは人生初という風間は「断髪式は、役へのスイッチが入るきっかけになると思います。これがスタートだと思うと、身が引き締まります」と話しながら、鏡の前にスタンバイ。ところが「断髪式にあたってベテランのヘアメークさんをお呼びしました!」と言ってスタッフが招き入れたのが、なんと浅丘ルリ子だった。
実は、浅丘と風間は2008年の舞台『恋はコメディー』の共演をきっかけに、互いに信頼を寄せ合う間柄。浅丘はこの日、早朝からのロケを終えたあと、風間の断髪式が行われることを知り、先にスタジオ入りして風間を待っていた。
「私が(カットを)やらせていただきますが、よろしいでしょうか?」と現れた浅丘に、風間は「うわぁー!」とビックリしたものの、「うれしいです! 僕はルリ子さんに身を委ねます。公平になる準備は整っていますから」と即答。
浅丘もバリカンを手にするのは初めてながら、そこは百戦錬磨の大女優。「覚悟はいいわね?…参ります!」と宣言すると、勢いよくバリカンを入れる。
浅丘は最初こそコツがつかめず苦戦していたが、すぐに要領を把握して手際よく丸めていき、あっという間に、床には大量の髪の毛が…。そして、カット開始からわずか5分後、きれいな丸刈りになった風間は「思っていたよりも違和感がないです。“ルリ子カット”だと自慢します!」と、浅丘に大感謝。すっきりと坊主頭になった風間の姿に、浅丘は「かわいい!」「似合う!」 を連発。「こんなに坊主頭が似合う人はいないわね。俊介は本当に頭がよくて、どんな現場でもやっていける俳優さん。私が保証します」と太鼓判を押していた。
そして、風間演じる公平役の晩年のキャストには名優・橋爪功が決定。同じくヒロインの晩年を演じる八千草薫とともに夫婦、家族の機微を味わい深い演技で綴っていく。なお、橋爪は、『やすらぎの郷』の“その後”を描くブロックにも、新たな入居者・水沼六郎役(愛称・ロク)として登場する。
清野菜名×風間俊介、八千草薫×橋爪功。この2組が世代を繋いでいく、名もなき夫婦の一生は見逃せない。
※番組情報:帯ドラマ劇場 テレビ朝日開局60周年記念作品『やすらぎの刻~道』
2019年4年スタート!テレビ朝日系24局