人たらし、大宮エリーの社交術とは? 大事なのは「出会うシチュエーションと誘い方」
毎日を頑張っている女性ゲストの話に耳をかたむけるBS朝日の番組『金曜日くらい褒められたい』。5月5日(金)放送の同番組には、作家や脚本家など様々なジャンルでマルチに活躍する大宮エリーをゲストに迎える。
これまで順風満帆のように見える大宮だが、実はそうではなかったそうだ。東京大学薬学部に入学するも、自分には薬学の仕事は向かないと思い、薬剤師の免許も取らずに断念。
しかも、その後の就職活動では33社に落ち、34社目でやっと受かったのが広告代理店(電通)。そこで初めてコピーライターとして言葉を扱う仕事に就いたという。
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また、現在は連載エッセーで自虐ネタやお酒にまつわるエピソードなども人気の彼女だが、いまだに「伝えられなくてもどかしい」と思うこともあるそう。
そんな自分に対し「臆病だし、自信がないけれど、何か言わないと無かったことになってしまう。だからこそ、伝えようと努力することが大事。まずは、ありがとうから言えるように心がけている」と話す。
◆大宮流の社交術
俗にいう「人たらし」の大宮には、人との距離を縮めるための社交術があるという。それは、「相手と話すときに、言葉を選ぶというよりは、まずは出会うシチュエーションを考える」ということ。
例えば、「お酒・ノミニケーション」。お酒の場で仕事が決まることも多々あるそうだ。
大宮はそのシチュエーション作りで、まずはお酒に誘うのではなく、相手が気持ちよく申し出を受けられるように食事に誘うという。そして、誘い方にも大宮流の人との距離を縮める言葉選びがあるとのことだ。
この日の放送では、大宮流の言葉の表現を広げるための実験グッズ「心の箱」を用意。穴から手を入れると、色々な手触りが…。MCの小籔千豊と宮沢氷魚はどう表現するのか?!
※番組情報:『金曜日くらい褒められたい』
2017年5月5日(金)午後10:00~午後10:54、BS朝日