
ユージ、母に包丁突き付けられ「お前を殺して私も死ぬ」非行の果ての壮絶人生を初告白
12月30日(火)に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』にユージが登場し、「ヤンキーになって母親に殺されかけた」という壮絶な過去をテレビ初告白した。
現在でこそ4人の子供を持つパパタレントとして活躍するユージだが、その生い立ちは波乱に満ちている。
アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれ、幼少期はアメリカで「超セレブファミリー」としての生活を送っていたユージ。しかし5歳で両親が離婚。母と二人、東京・東村山の「オンボロ小屋」での超極貧生活が始まる。
転校先の小学校では日本語を話せず、いじめの標的となった。母にもこの悩みを言えず孤独を抱えていた小学3年生の時、夜のコンビニで出会った暴走族に親近感を抱いたことをきっかけに、非行の道へと走る。
中学時代は素行不良が続いたことで退学処分となり、高校生になっても更生することなくヤンキーに染まっていく。母はモデル業の傍ら、息子を自身と同じ芸能事務所に入れ、なんとか更生させようと必死だったという。
16歳の時、ドラマ『ごくせん』のオーディションに合格するという転機が訪れる。母が「これをきっかけにいい方向に向かう」と期待した矢先、ユージは大しくじりを犯した。
衣装合わせの1週間前、自業自得のバイク事故で開放骨折を負い、1年間の入院を余儀なくされ、ドラマ出演は消滅した。
ユージは「病院のベッドの上で自分が出るはずだった『ごくせん』を見た。俺は今病院で将来歩けるかどうかもわからない。ものすごい天と地の差を感じた」と当時の心境を語る。
自暴自棄になったユージは、さらにヤンキーの道へ突き進んだ。すると、母は「この子たち(不良仲間)とあなたに何の共通点があるのか?」と問う。これに対し、ユージは「母子家庭」と答えた。
「母は父がいなくても寂しくならないように必死に努力してくれた。父がいないことを(非行に走る)理由にされてしまったので、絶望してしまった」(ユージ)
その言葉が致命傷となり、母は「ユージのことは死んだと思うことにする」と言い残して家を去り、音信不通となった。
しかし、それから1年以上が経ったある日、事件は起きた。自宅で寝ていたユージが、体に重さを感じて目を開けると、そこには馬乗りになって包丁を突きつける母の姿があった。
「お前を殺して私も死ぬ」――。精神の限界を迎えた母の衝撃の行動に、ユージは咄嗟に包丁を振り払い、「母親はもう気持ちが収まらないのでこれはまずい」と警察を呼んだと明かした。
さらにユージは、そのときの母の気持ちについても「『もう明日まで耐えられない』と限界になり、『社会に迷惑をかける息子を残して自分は死ねない。息子を殺して自分も死ぬ』と僕の部屋に乗り込んだそう」と明かす。
現在のパパタレントとしての顔からは想像もつかない、ユージのあまりに凄惨な過去にスタジオの共演者たちは絶句していた。
その後、母の意外な行動をきっかけにユージは更生をしていく。突如、面識がない中年女性の霊能師が自宅を訪れ…。さらにアメリカを訪れたときには父と15年ぶりの再会も! スタジオ中が感動した、ユージを思う母の気持ちとは?
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
【ABEMA】
毎月第1〜3金曜 よる9:30配信開始
第4金曜 地上波放送終了後〜
【地上波】
毎月第4週金曜 深夜0:45~深夜1:15、テレビ朝日系(※一部地域を除く)









