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「さすが野木亜紀子さん」「天才か」未来を知るボスの攻略法に絶賛の嵐!緻密なSF講座から激アツ最終ミッションへ<ちょっとだけエスパー>

主演・大泉洋×脚本・野木亜紀子によるドラマ『ちょっとだけエスパー』。

本作の主人公は、金も家族もすべてを失ったどん底の男・文太(大泉洋)。

第1話、絶望の真っただ中で「ノナマーレ」という会社の面接を受けた文太は、社長の兆(岡田将生)に言われるがまま“Eカプセル”を飲んだことをきっかけに“ちょっとだけエスパー”となる。そして面接に合格した文太は、「世界を救う」よう命じられたうえ、見知らぬ謎の女性・四季(宮﨑あおい)と“仮初めの夫婦”として生活してきた。

12月16日(火)に放送された最終話では、未来を知る兆が、その情報を使って市松(北村匠海)たちを処分しようと動き出す。圧倒的に不利な立場のなか、文太は市松たちを救うため“ある方法”を思いつき…。

(※以下、最終話のネタバレがあります)

 ◆34人の命を救え!

10年後、四季が死んでしまう未来を阻止するため、2055年の未来から現在に介入し、歴史の改ざんを目論む兆。

そんななか“ディシジョンツリー”の崩壊を目の当たりにした兆は、それがイレギュラーな存在である市松(北村匠海)、紫苑(新原泰佑)、久条(向里祐香)のせいだと考え、彼らを処分しようと“ある計画”を立てる。

それは、この先の12月24日、クリスマスマーケットで天井からLEDパネルが落下し34人が亡くなる事件現場に市松らをおびき寄せ、彼らも犠牲者にしてしまおうというものだった。

偶然に兆の計画を知った市松らはこのことを文太たちに打ち明け、ひとまずクリスマスマーケットには近づかないようにすると話すが、未来を知る兆からこの先も命を狙われ続ける状態にどう対処するか悩んでいた。

そこで文太たちは、今の状況を整理してみることに。

すると文太は、現在で元々の歴史を変えて仮に「A」という新たな世界を作れば、未来の兆も今の兆とは違う「兆A」になることを確認。「兆A」は本来の歴史から何が変わったのかはわからないのではと予想。さらにこの「A」の世界から改ざんを繰り返していけば、どんどん元の兆が知る世界とは遠くなり、状況がわからなくなるのではないかと考える。

これを聞いた久条は、兆が2025年の現在に音声データを残していたことを思い出し、兆はこのデータと自分がいる2055年の世界のデータを比較して何が変わったのかを調べていたのだと考察する。

しかし市松は、未来が変わったとしても、兆に直接かかわりがないような少しの変化なら、未来の兆は変わらない、という可能性もあるだろうと推測。そこで文太は、兆にも影響があるほど大きく歴史が変われば、未来の兆が更新されるかもしれないと考察した。その“更新”を、兆が確認する《ラグ》こそが勝機なのではないかと踏んだ文太は、「兆に騙されたふりして行ってみるか。クリスマスマーケット」と提案した。

こうして文太たちはクリスマスマーケットに向かい、市松たちだけではなく、元々の歴史で亡くなる予定の34人を救うことで大きく未来を変え、兆の更新を狙うことに。

クリスマスマーケットに到着すると、元々敵同士だった文太たちと市松たちが手を組み、各々の“ちょっとだけ”なエスパー能力をうまく組み合わせながらミッションを進めていく。円寂(高畑淳子)が第2話を彷彿させる“膀胱温め作戦”を実行したり、半蔵(宇野祥平)が今作通してのキーとなっていた“蜂”にお願いしたり、桜介(ディーン・フジオカ)が息子の紫苑(新原泰佑)を落下物から助けたり、一連のシーンは、最終話らしくこれまでの集大成が感じられる熱い一幕となっていた。

未来を知る兆を巧みに攻略していく展開に、SNS上の視聴者からは「天才か…」「さすが野木亜紀子さん」「熱い展開!」と盛り上がる声が多く投稿されている。

しかし、文太たちが奮闘するなか、兆の計画を知った四季が衝撃的な行動をとり…。最終回も度肝を抜く展開の連続となっていた。

※ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

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※番組情報:『ちょっとだけエスパー