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『相棒』元日SPに豪華ゲスト集結!「ついに来たか」念願のシリーズ初出演に歓喜の名優も

シリーズ誕生25周年という節目を迎えた『相棒 season24』

2006年以来、毎年元日の夜にスペシャルが放送されてきた『相棒』だが、2026年1月1日(木・祝)も杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”が新年最初の夜から躍動する。

元日スペシャル20作目となる「フィナーレ」の舞台は、“絶海の孤島”。クリスマス、島にたたずむ瀟洒なホテルで推理小説になぞらえた連続殺人が発生する。

『相棒』シリーズ初出演の段田安則をはじめ豪華ゲストが集結し、圧倒的スケールのミステリーが展開する。

◆人気ミステリー作家に招かれた特命係!

物語はクリスマス・イブ、右京と薫が、美和子(鈴木砂羽)、小手鞠(森口瑤子)とともに聖島(ひじりじま)にあるホテルに向かうところからはじまる。

聖島は、悪霊を祓うために5人の住民を人柱にしたという言い伝えが残るいわくつきの離島であり、ミステリー作家・美作章介(段田安則)の人気シリーズ第1作『血塗られた聖夜』の舞台となった場所。

シリーズの聖地でもあるその島のホテルで、美作は毎年ファンを招いて“読書会”なるイベントを開いているのだが、美作のもとに『血塗られた聖夜』を再現した不穏な脅迫状が届いたため、“警視庁一の名刑事”である右京に捜査をしてほしいと、特命係に依頼が舞い込んだのだ。

会場には、なぜか特命係を指揮統括する警察庁長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)の姿が。そして、イベント直後に関係者が完全な密室で殺害される事件がぼっ発する。

しかも、聖島と本土を結ぶ唯一の手段である連絡船に爆発物が仕掛けられた上、嵐が島を襲い、誰ひとりとして島に入ることも出ることもできない状況に。

◆小説の筋書きどおりに殺人が起きる!?

閉ざされた島、脅迫状、そして密室殺人――まるでミステリー小説の世界に紛れ込んだかのようなシチュエーションに追い込まれた特命係と宿泊客たち。

最初の密室殺人はこれからはじまる惨劇の序章にすぎず、美作が伝承をからめて描いたミステリーの筋書きどおり、5人の男女がひとりずつ、さまざまな方法で殺害されていくことに。

『血塗られた聖夜』は、右京をも心酔させたミステリー小説の名作。それを模倣するような今回の連続殺人は怪しい人物やトリックが複雑に入り乱れていき、いつになく右京が苦悩し、真犯人との頭脳戦に手詰まりとなる場面も。

はたして特命係は“血塗られた聖夜”に渦巻く陰謀を止められるのか?

◆段田安則、念願の出演!

美作を演じる段田は、コメディーからシリアスまで硬軟自在な演技で知られ、2024年に紫綬褒章を受章した名優。

『相棒』シリーズには念願の初登場で、「『相棒』は、ずっと一視聴者として拝見してきました。一度は出演したいな、と願い続けてきたのですが、今回、元日スペシャルにお声がけいただき、“ついに来たか!”という思いでした。うれしかったですね!」とオファーを受けたときの喜びを告白する。

右京も敬愛する美作は物腰も柔らかく知的な雰囲気をたたえる作家だが、実は“誰にも言えない秘密”を抱えているよう。

段田自身も「物語が進むにつれ、どうなっていくのかわからないおもしろさのある役」と評する彼は、いったいどんな“フィナーレ”を迎えることとなるのか?

このほか、ホテル従業員役で濱田マリ、美作のマネージャー役で月城かなと、出版社編集長役で黒沢あすか、出版社社員役で谷田歩といった演技巧者たちが登場。

『相棒』レギュラーキャストと豪華ゲストがタッグを組んで謎に満ちたミステリーを創り上げる元日スペシャルに注目だ。

◆段田安則(美作章介・役)コメント(全文)

――オファーを受けたときのお気持ちを教えてください。

『相棒』は、ずっと一視聴者として拝見してきました。一度は出演したいな、と願い続けてきたのですが、今回、元日スペシャルにお声がけいただき、“ついに来たか!”という思いでした。うれしかったですね!

――脚本を読んだときの感想は?

最初に脚本を読んだときはストーリーが複雑で、“どういうことだ、これは!?”と驚いたのですが、セリフを覚えるために何回か読みこんだところ、ものすごく緻密に練られた面白いミステリーだなと感心しました。今回の謎解きはなかなか難しく、あの右京さんが迷いながら捜査するんです。そこが面白いところですね。

私が演じるミステリー作家の美作章介は意外とよくしゃべる男で撮影は大変ですが(笑)、物語が進むにつれ、どうなっていくのかわからない、面白さのある役です。

――『相棒』の撮影現場の印象を教えてください。

(水谷)豊さんとは時代劇ドラマ『無用庵隠居修行』で共演させていただきましたし、舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』では豊さんだけでなく、寺脇(康文)くんともご一緒させていただいています。豊さんは僕の憧れの先輩ですが、そういった作品のときは“俳優同士”という感覚でいられるんです。

でも、こと『相棒』に関しては拝見してきた時間が長いからなのか、スクリーンの中に自分が入ってしまったような、ほかの仕事とは違う、特別な感覚がありました。おふたりに限らず、捜査一課の3人とのシーンでも、まるで“画”の中に自分が入っちゃった…みたいな不思議な感じがしましたね。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

ついに念願の『相棒』に出演させていただくことになりました。謎を秘めたミステリー作家を演じますので、ぜひ楽しみに見ていただけたらと思います。難解な謎解きだけではなく、人間の情にグッと訴えかけるような、心に響く場面もあり、お正月にふさわしい壮大で面白いドラマですので、ぜひご覧ください。

※番組情報:『相棒 season24』元日スペシャル「フィナーレ」
2026年1月1日(木・祝)よる9:00~11:15、テレビ朝日系24局

※『相棒』過去シリーズもTVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去全シリーズ&劇場版、配信オリジナルも配信中!

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