世界的ロックバンド・オアシス、解散の火種は兄弟喧嘩!音楽のプロが明かす「罵詈雑言だらけ」の衝撃エピソード
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。
12月14日(日)の同番組では、洋楽特集が放送された。
スタジオには、洋楽に精通するスガ シカオ、音楽プロデューサーの本間昭光、mabanua、4人組ロックバンド・THE BAWDIESのROYが登場。洋楽ビギナーに向けて、洋楽アーティストのすごさをプロならではの目線で楽しく紹介した。
【映像】世界的ロックバンド・オアシス、解散の火種は兄弟喧嘩!音楽のプロが明かす「罵詈雑言だらけ」の衝撃エピソード
昨年15年ぶりに再結成し、今年そのワールドツアーが大きな話題になったオアシス。中でもバンドの中心人物であるギャラガー兄弟の手を繋いでの登場シーンに大歓声が送られた。
しかし、じつはこの兄弟は「仲が悪すぎる」という裏話が。
ROYはヴォーカルを担当する弟・リアムについて「とにかく素行が悪い。口も悪いし、自由奔放でいわゆるロックスターみたいな生き方」と前置きしつつも、「歌わせたらもう唯一無二の声を持った天才シンガー」と絶賛する。
一方、作詞作曲とギターを担当する兄のノエル。彼はオアシスの楽曲をほとんど手掛けている天才ソングライターだ。
5歳差の兄弟である2人だが、とにかく仲が悪く、ROYは「2人は裕福な家庭で育ったとは言えない環境。街の不良2人が喧嘩をし合いながら、のし上がっていく。漫画のようなストーリーだと思う」とオアシスの魅力を語る。
1991年、イギリス作詞作曲を手掛ける兄のノエル・ギャラガーとヴォーカルの弟、リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に5人組ロックバンド・オアシスが結成。1994年デビューアルバム『Definitely Maybe』がリリースされると初週で全英アルバムチャート1位を記録した。
多くの名曲を生み出し、2009年の解散までのトータルセールスは7500万枚超。90年代のUKロックバンドの頂点と言われた。
しかし、この解散の原因は、ライブのバックステージでギャラガー兄弟が大喧嘩したこと。
中でも有名な兄弟喧嘩があるそうで、それが1994年におきた『開始数分で罵詈雑言だらけのインタビュー事件』だ。
「弟のリアムがヨーロッパツアーの移動中に、フェリーの中で酔って、お客さんたちと殴り合いの喧嘩になって逮捕された。それを自分の武勇伝としてインタビューで語り始めた」(ROY)
それを兄のノエルが「酔っ払って喧嘩して、船を追い出されて捕まったことがロックンロールだと思ってるのか」と指摘し、「そんなやつは俺のバンドから出ていけ」と大喧嘩に発展した。
さらにROYは「ライブ中に喧嘩して、中断することも多々ある。このライブ最後まで行くのかなってドキドキハラハラしながら観る」とファンならではの見どころを明かす。そしてこれだけハチャメチャな兄弟だが、その音楽は「王道中の王道」だといい、「『サビ来い』のことろでドーンってくる。だからJPOPを聴いて育った方々にもおすすめしたい」と熱弁した。
このほか、スガ シカオは最も影響を受けたアーティスト『プリンス』のスゴさを力説。“再現不可能”と言われるプリンスサウンドの秘密や絶対に聴くべき名曲、さらにプリンスの伝説エピソードも語られている。
※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)











