「あなたたちは、いらない人間」ドラマ『ちょっとだけエスパー』衝撃発言から1週間、待望の第8話へ
主演・大泉洋×脚本・野木亜紀子、ドラマ『ちょっとだけエスパー』の第8話が本日12月9日(火)に放送される。
前回放送を終えた第7話では、飲むと“ちょっとだけエスパー”になれるEカプセルを発明したのが、30年後の市松(北村匠海)だということが判明。
そのレシピを盗んだ何者かが過去に送信したことで疑惑をかけられた未来の市松が“アイ”と名乗り、2025年の市松と通信をおこなって助けを求めていたのだ。
さらに、そんな市松が桜介(ディーン・フジオカ)の能力で死の淵をさまよう窮地に追い込まれるという衝撃の展開も。
桜介は、単に“花を咲かせる”だけでなく、活性酸素の力で成長を促進させる、つまり酸化によって細胞やDNAを損傷させることもできうる危険な“酸化”のエスパーだった。
この桜介の能力によって皮膚が変色し、呼吸もままならない市松だったが、文太(大泉)らの機転で快方に向かう。しかし、桜介は自分の恐ろしい力に激しく動揺していて…。
また、当初は記憶喪失だと思われていた四季(宮﨑あおい)だが、最近はたまに見る“ぶんちゃんが死ぬ”悪夢で文太の顔が兆に入れ替わるほか、楽しかった思い出の“ぶんちゃん”の顔がなぜか兆になるなど、記憶が混在する現象に苦しんでいた。
その理由は、「ノナマーレ」の社長で文太たちエスパーを作り出した張本人・兆(岡田将生)が、文人(フミト)という名の本当の夫“ぶんちゃん”だったから。しかも、兆は30年後の2025年から投影されている立体映像で、四季に「2026年に文人と出会う」未来の記憶をインストールしていた。
しかし、このインストールはアクシデントにより失敗。中途半端にインストールされてしまったため、現在と未来の記憶が混在し、混乱状態に陥っていた四季。
そんな彼女を救うべく、これまでの半年間の記憶を消して“未来の記憶”の再インストールを提案する兆だったが、四季は兆にキッパリとNOを突きつける。
「私のぶんちゃんは文太!」――涙ながらに文太を選んだ四季の選択に、SNS上では「めといった反応をはじめ、“人を愛してはいけない”というルールを飛び越えて思い合う文太と四季の愛に涙する人が続出した。
◆エスパーになった理由は「いらない人間だから」
そして、文太を選んだ四季に大きなショックを受けた兆がラストシーンで語ったのは、文太、桜介、円寂(高畑淳子)、半蔵(宇野祥平)を選んだ条件、「ノナマーレ」でエスパーにした理由だった。
それは、「Eカプセルを飲まなければ、みんな今年のうちに死んでいた」「ノン・アマーレ。愛してはならない。あなたたちが、いらない人間だから」という、あまりにも一方的で非情すぎるもの。
自分たちが選ばれた理由を知り、がくぜんとする文太たち――。
本日放送の第8話では、そんな彼らに追い打ちをかけるように、兆が桜介・円寂・半蔵を解雇。さらに、明日中に社宅を明け渡すよう告げる兆。文太たちは、ついにバラバラになってしまうのか。そんななか、桜介が目から血を流して倒れてしまい…。
一方、ひとりだけ解雇を免れた文太は、兆から新たなミッションを課される。
兆の人を人とも思わない態度にあぜんとしながらも退職届をたたきつけ、「やるわけないだろう!」と怒りをあらわにする文太だが、兆は「あなたはこのミッションをやるしかない」と静かに告げる。
兆がそこまでして世界を変えたい理由とは? 一体、過去を改ざんした未来に何があるのか…。そして、解雇されてバラバラになってしまうエスパーたちの運命は? さらに、文太と文人…ふたりの“ぶんちゃん”が選ぶ愛の結末とは?
※番組情報:『ちょっとだけエスパー』第8話
2025年12月9日(火)よる9:00~9:54、テレビ朝日系24局
※ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
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