『ポツンと一軒家』80代夫婦が10年かけて作った“憩いの場” 「ひとつも苦にならない」と笑顔の男性
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫る番組『ポツンと一軒家』。
12月7日(日)は、ゲストにつるの剛士と藤原さくらを迎えて放送される。
徳島県の山のど真ん中でポツンと一軒家を発見。
切り拓かれた敷地は広いものの田畑ではない様子。敷地の一か所には建物がいくつか集まって建っており、衛星写真で見ると少し不思議な見た目のポツンと一軒家だ。
捜索隊が訪れたのは、山の急斜面沿いに茶畑と家々が建ち並ぶ山岳地域。そこで見つけた男性に衛星写真を見てもらうと、「ここは木々を伐採した敷地ですね…今は麓の集落に暮らしていらっしゃる方の別荘じゃないでしょうか」との情報が。
そこでまずは、ポツンと一軒家へと赴いて確認をすることに。
最寄りの集落を後にして山へと入ると、急こう配のつづら折りの山道が延々と続く。ところどころには、木々を伐採した跡地があるものの山へと続く道はかなり険しい。
そんな深い山の先、視界が開けるとひときわ広く切り拓かれた広場のような敷地に大小あわせて5つの建物が現れる。
捜索隊は、麓の集落で情報を得ていた管理者でもある住人男性の自宅へと向かうことに。その自宅で迎えてくれたのは80代の夫婦。広場について男性に尋ねてみると「グラウンドゴルフ場です。10年かけて(自分で)作りました」と意外な返答が。
しかも、妻とともにポツンと一軒家を案内してくれることに。
「地元住人のみなさんが交流できる場所として、休憩ができる小屋や東屋を作って交流の場所をみなさんに提供しようと考えたんです。こういう行動は楽しくて、ひとつも苦にならないんです」と笑顔を見せる男性。
そして、捜索隊は数日後に行われた地域の高齢者の方々が集う日にも密着する。広場ではグラウンドゴルフを愉しみ、自作のかまどと羽釜で地域の郷土料理「そば米雑炊」を炊き出し。
捜索隊もグラウンドゴルフに初挑戦するなど、地域交流に溶け込む一幕も。
※番組情報:『ポツンと一軒家』
2025年12月7日(日)午後7:54~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット











