竹内由恵アナ、落ち込んだときJリーグの取材に行くと「気持ちが前向きになる」理由
『やべっちFC〜日本サッカー応援宣言〜』にレギュラー出演する進藤潤耶アナウンサー、竹内由恵アナウンサー。9月30日(日)放送回をもって同番組を卒業することが決まった。
2008年4月にテレビ朝日に入社し、その年の10月から“やべっちFC”メンバーに加わった竹内アナウンサー。最初は先輩の前田有紀アナ(現在は退社)の妹分として「こくっちFC」や「Jリーグ取材」などフィールドリポーターとして奔走。そして、2013年4月から卒業した前田アナの後を継いで、矢部浩之の隣でMCを務めてきた。
今回、竹内アナウンサーに新人時代から10年間担当した番組を卒業する心境を聞いた。
竹内アナ:「サッカーに触れたのは、正直『やべっちFC』を担当するようになってからでした。
嫌なことがあったり、落ち込んだときにJリーグの試合会場へ取材に行くと緑の芝生の上で選手の皆さんが一生懸命プレーし、スタンドで多くのサポーターが応援する空間にいると元気をもらえて、「また頑張ろう!」と気持ちが前向きになれるんですよね。
Jリーグがあって、『やべっちFC』の生放送があって、という10年間変わらずやってきた週末が私にとって当たり前であり、ポジティブなルーティーンでした。
その生活が来週から変わってしまうことにまだ実感が湧きません。
矢部さんやスタッフは新人時代から私のことを知ってくれていて、特別な居場所でした。部活的なノリでいて、みんな本当にサッカーを愛していて熱い。そんな環境がとっても心地よかった。卒業して恋しくなってしまうのかなと思うと、すごく寂しいです」
◆矢部さんに「私の気持ちはいつも見透かされていた」
そして、ともに番組MCを務めた矢部浩之について、以下のように語ってくれた。
竹内アナ:「矢部さんは、本当に優しい方で、色々と助けて頂きました。
矢部さんは人の心を見抜く力があって、私の気持ちはいつも見透かされていたというか、見えていたのかなと思うことが沢山ありました。
辛いときに面白く笑いに変えてフォローしてくれたり、落ち込んで重くなっていた気持ちを軽くしてくれたり。矢部さんの“イジリ”はすべてありがたかったです。
矢部さんは結婚されて、パパになって、どんどん器が大きくなっていって優しさに磨きがかかったなと思います。だからスタジオで安心して隣に居られたんです!
あっ、今の発言、すごく上から目線で偉そうですよね。矢部さんに怒られますね(笑)。
想い出はいっぱいありますが、矢部さんのリフティング宿題ロケに初めて参加したときに、矢部さんを応援するために踊ったり、ちょっとおふざけしたりする部分があったのですが、振り切ってやったら「竹内いいね、今後来るよ」と言って褒めてもらった。もともと私は明るくワイワイ盛り上がるのが好きな性格なので、「はっちゃけてもいいんだよ」と背中を押してもらえた気がして。それがターニングポイントでしたね!
あっ、でもターニングポイントだと思っていること自体、良かったかどうか謎ですが(笑)
矢部さんからは『竹内は、やべっちFCのときだけ気を抜いているよね』と、よくイジられているのですが、素の自分が出てしまっていたのは否めません(苦笑)。
選手の素顔や戦いの舞台裏を描いたVTRを見ていると思わず素で楽しんでしまっている自分がいまして…心の声がついつい独り言のように言葉に出てしまうんです。そうすると矢部さんや中山さん、中田さん、スタッフからも突っ込まれて(照笑)。決して気を抜いているわけではないですよ!」
<制作:やべっちFC>
※番組情報:『やべっちFC〜日本サッカー応援宣言〜』
2018年9月30日(日)よる0:15~0:50、テレビ朝日系24局