すべて仕組んでいた?『緊急取調室』事件解決後に被疑者が見え方一転の新証言!
主人公・真壁有希子(天海祐希)が取調べを行う専門チーム“緊急事案対応取調班(キントリ)”のメンバーとともに数々の凶悪犯たちと心理戦を繰り広げるドラマ『緊急取調室』第5シーズン。
11月27日(木)に放送された第6話では、印刷会社の営業部長が近隣の公園で絞殺される事件が発生。有希子たちは被疑者として浮上した同じ会社に勤める契約社員・山田弘(イッセー尾形)の取調べを開始するも、つかみどころのない受け答えを貫く山田に翻弄される。
そしてようやく事件の真相が暴かれ一件落着と思われたところで、山田がまさかの証言を始め…!?
(※以下、第6話のネタバレがあります)
◆「あっ、いけね。そうだ1つ忘れてた」
第6話では、医師国家試験問題の印刷も請け負う鶴栄堂印刷の営業部長が絞殺される事件が発生。すると同社役員・蓮沼芳彦(近藤公園)が、以前から被害者にいじめを受けていた山田が事件当日に現場方向へ行くのを目撃したと証言したほか、捜査の結果、山田が以前から殺害現場近くに何度も訪れていたことや凶器が山田のパソコンのコードであることが判明していった。
さらに山田に医師国家試験の漏洩疑惑まで浮上し、有希子らが事情聴取をするも、山田は犯行の疑いを否定することなくのらりくらりとした受け答えを繰り返し、取調べは難航する…。
しかし、根気よく取調べを続けるうちに山田が犯人ではないという線が濃厚に。
最終的に山田が「蓮沼の白い眼鏡を褒めた」という話をきっかけに、警察は蓮沼が事件にかかわる場所で白い眼鏡を無くしたと思い探していたことに気がつく。これを問い詰められた蓮沼は医師国家試験の漏洩を認め、この件で被害者と揉めていたことが明かされていった。
こうして被疑者の無実が確定し一件落着という雰囲気のなか、山田は唐突に「あっ、いけね。そうだ1つ忘れてた」と言い出す。そして山田は、蓮沼と被害者が揉み合っているのを見かけたときに白い眼鏡が落ちていて、それを拾ってロッカーに保管していたと告げた。
その後、事件が解決してキントリメンバーがいつもの居酒屋に集まると、有希子は「山田は決して否認せず諦めたフリをし続けたでしょ」「ああ振る舞ったほうが警察も焦って真犯人の蓮沼に辿りつくと思ったんじゃない?」と切り出す。
一同が山田の証言を振り返ると、一見関係なさそうな話がたしかに事件の真相解明に繋がっており、有希子は「眼鏡を保管していたのも、隠していれば蓮沼が自滅するのを予感していた」と推理を展開するのだった。
すべては仮説であるものの、山田の底知れなさにゾクっとさせられる幕引きとなっていた。
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※番組情報:『緊急取調室』
毎週木曜よる9:00~、テレビ朝日系24局










