「劇団四季」劇団員たちの過酷なオーディション事情!デビュー前日に降板…入団→本番舞台までの長い道のり
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。
11月23日(日)の同番組では、約7年ぶりの「劇団四季特集」が放送された。
『美女と野獣』『アナと雪の女王』など数々のディズニーミュージカルをはじめ、『バケモノの子』や最新作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など話題作を次々と上演する劇団四季。
年間約300万人もの観客を動員する日本最大の劇団が、1953年の創立から現在に至るまで、なぜ進化し続けられるのか。今回はスタジオに劇団四季の俳優たちを招き、そのヒミツを徹底解剖した。
【映像】「劇団四季」劇団員たちの過酷なオーディション事情!デビュー前日に降板…入団→本番舞台までの長い道のり
番組では劇団四季の専用劇場や稽古場など、その知られざる裏側が続々と明らかになっていく。
そんななか、特に気になるのがオーディション事情だ。
劇団四季の演目のキャストは、すべてオーディションによって公平に選ばれるのが基本。人気作で主演を演じた役者でも容赦なく落選となることがあると語られると、スタジオでは驚きの声が上がった。
また、舞台に立つには長い道のりがある。
まずは、入団オーディション。合格後、すぐに舞台に立つことができる「一般の部」と、1年間レッスンを受ける権利が与えられる「研究所生徒の部」に分かれている。
昨年は2つの部合わせて1200名が参加し、合格したのはたったの50名という狭き門だ。
劇団員になった後は、演目ごとにキャストを決めるオーディションに参加できる。これに合格した場合、稽古に加われるようになるという。
こうして演目ごとの稽古で実力が到達したと判断されれば、最終舞台稽古に参加。そこで出演できるレベルとみなされ、ようやく本番の舞台に立てる。
しかし、途中で降板を言いわたされることも。『アナと雪の女王』でエルサを演じる谷原志音は本番デビュー前日に「おろされたことがある。メイク、衣装全部つけてやったのに…」と振り返った。
また、ロングラン公演の作品は1つの役をトリプルキャストなど、複数の俳優が演じている。そのため、キャストを追加するオーディションが随時行われ、チャンスが巡ってくることもある。
そんな劇団員たちの過酷な裏側にスタジオの面々は衝撃を受けていた。
このほか、誰もが知る『アナと雪の女王』の『ありのままで』舞台版オリジナルアレンジのスタジオ生歌唱も披露! 圧巻の歌声に注目だ。
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)