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「簡単に手を出すなよ」M-1王者が一部の中堅芸人に警鐘「見ていてつらい。カッコよくいてほしい」

さまざまな人の本音に対し、MCのウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶが本音で斬り込む、赤裸々音声バラエティ『耳の穴かっぽじって聞け!』。

11月24日(月)に放送された同番組では、2人が今年溜まりに溜まった本音を吐き出した。

その矛先は、日々SNSで生配信を行う中堅芸人にも向けられ…。

“中堅芸人への本音”として久保田は、自身もよく知る芸人が生配信でお金を稼いでいる現状を憂いた。

「売れてない中堅芸人が毎日TikTok配信してる」と切り出した久保田は、「タダ飯を食ったり、ギフトをおねだりしたり、このままやり続けるのかな。子どもがジジババに投げ銭は目も当てられない。もう終わりにしよ」と赤裸々な思いを明かす。

久保田が言及しているのは、ネタではなく投げ銭目的の生配信。TikTok配信をすること自体に文句を言いたいわけではないが、ただ悲しくなることがあるのだといい、「ファンが見たときに現実のつらさを押し付けられてるような嫌な思いをするのではないか」とも憂慮する。

久保田は「昔は芸人には苦労したり汗を流す美学があった。金がないのにコント道具買ったりしたのも、まず人を笑かしたいから。これが美学であり美徳でしょ」としたうえで、一部の中堅芸人は「変化する時代に対応しないと、と思ったのか、こんなことしてる」と指摘。

「もっとしんどいときも食えてたって。今はちょっとしんどいだけやん。それなのに簡単に手を出してしまってる。この世界はそんな簡単じゃないって知ってるのに、簡単なものに手を出すなよ」と続けると、「だったらYouTubeで毎日ネタ配信してよ。好きやから言うねん」と熱く語った。

これを聞いた井口も「TikTokでもYouTubeでも、やりたいことやってるならいい。『こんにちは~』とか言うだけの配信がつらい。カッコよくいてほしい」と、昔あったはずの芸人のプライドを捨てて生配信で稼ぐ姿を見るのは悲しいと久保田に同意した。

番組ではこのほか、M-1チャンピオンでもある2人が賞レースへの本音も語っている。 2人が考える、賞レース決勝に出たあとに活躍できる芸人とできない芸人の違いとは…?

※『耳の穴かっぽじって聞け!』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『耳の穴かっぽじって聞け!
毎週月曜深夜1:58~、テレビ朝日(関東ローカル)