「戦略が大事になる」鈴木明子らが語るフィギュア“ルール改正”の影響
フィギュアスケートの魅力を独自の視点で考察する番組『フィギペディア』。
9月22日(土)に放送される同番組では、10月20日(土)に開幕するグランプリシリーズを前に、「グランプリシリーズ開幕直前スペシャル」と題して鈴木明子・無良崇人・小塚崇彦の3人が座談会を実施。
ルール改正の影響やGPシリーズのみどころなどについてトークを繰り広げる。
トークの中心は、今シーズンからのルール改正について。
大きな変更点を挙げるだけでもGOE(出来映え点)が7段階から11段階になる、ボーナスポイント対象となる演技後半でのジャンプの本数制限、男子のフリープログラムの演技時間が30秒短縮される、飛ばなければならないジャンプが1本減るなど、多岐に渡る。
このルール改正に対して、座談会では一様に「現役だったら大変だった」と口をそろえ、「なにを、どこに、どう組み込むか、とても戦略が大事になる」と引退後は振付師としても活躍している鈴木明子は語る。
演技時間が減りジャンプも減ったのに、何がどう“大変”なのか? その理由は、番組内で3人がわかりやすく解説する。
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また、目前に迫ったグランプリシリーズの見どころとして、シリーズデビューの3人をあげる。
今年のアジアンオープントロフィーで3位に入り好スタートをきった山下真瑚、トリプルアクセルだけでなくスケーティングにも定評のある紀平梨花、大怪我から本格復帰を果たした山本草太。
初参戦の選手たちが起こすフレッシュな風も楽しみなグランプリシリーズとなりそうだ。
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そして、話は今シーズン競技に復帰した高橋大輔にも及ぶ。事前に本人から復帰の報告があったといい、「エイプリルフールかと思った」と全員で爆笑しつつも、今後の活躍にエールを送る。
同番組では3人のトークのほか、現在のフィギュアスケートを牽引する選手たちの五輪後の活動もVTRを含めてたっぷりと紹介。
注目は、何と言っても平昌五輪金メダルの羽生結弦だ。今シーズンの新プログラム披露に密着し、五輪連覇後の心境の変化に迫る。
さらに、女子の金メダリスト・ザギトワの自宅への取材も敢行。愛犬マサルとの散歩の様子など、試合とは違う16歳らしい素顔は必見だ。
そのほか、平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨、4位入賞の宮原知子、今シーズンから拠点をアメリカに移した本田真凜ら日本人選手たちのシーズンオフの取り組みや最新演技をたっぷりとお届けする。
※番組情報:『フィギペディア』グランプリシリーズ開幕直前SP
2018年9月22日(土)ひる12:00~午後3:00、テレ朝チャンネル2
※CSテレ朝チャンネル2
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