5歳子役の名演に感涙…離婚した両親の戻らない仲を悟り号泣する姿にW主演・白洲迅「泣いてはいけないと思っていたけれど…」<パパと親父のウチご飯>
松島聡と白洲迅がW主演を務めるドラマ『パパと親父のウチご飯』。本作は突然元カノから娘を預けられた千石哲(松島聡)と、妻と離婚して息子を引き取った晴海昌弘(白洲迅)が、共同生活をしながら子育てに奮闘していく新感覚ホームドラマだ。
11月22日(土)に放送された第8話では、晴海がまだ幼い息子の清一郎(櫻)に、離婚した清一郎の母親とはもう元の関係には戻れないことを伝える辛い展開が描かれた。
「パパもママも大好きなのになんで」と涙ながらに訴える清一郎を5歳の子役・櫻が熱演し、父親役の白洲迅が絶賛するほどの演技を見せた。
◆「パパたちは…もう仲直りできないんだ」
第8話では、不倫をして離婚することになった元妻・涼子(朝倉あき)が、再婚が決まったので清一郎の親権について相談したいと晴海に連絡してきた。
そんな言い分は許さないと考えていた晴海だったが、ある日子どもたちの絵の展覧会が開かれ、清一郎の作品に“黒髪の人物”が描かれていることに気づく。
さらに突然清一郎がいなくなり、涼子の家にいることが判明。涼子から連絡を受けた晴海は「いまは(パパに)あいたくない」という清一郎の言葉を聞き、ショックを受ける。
そんななか、あらためて清一郎の絵を思い返した晴海は、清一郎は母親のところに行きたいのではなく、母親も含めて皆で過ごしたいのではないかと考えた。
そこで晴海は意を決して涼子の家に向かい、「僕は、清一郎は僕らの家を離れたいと思ってるわけじゃない気がするんだ」と訴える。涼子は「何を根拠に」と突っぱねるが、晴海は「今日、清一郎と一緒に家に来ない?僕らの生活を見てほしい。それでも信用できないなら、そのときは好きにすればいい」と告げた。
こうして涼子は晴海たちの家を訪れ、清一郎が楽しそうに皆と料理を作っている姿を目の当たりにする。そして出来上がったロールキャベツを食べた涼子は、「いいね、パパの料理美味しくて」と笑顔を浮かべた。
すると清一郎は「じゃあもうケンカ終わり?パパとママは仲良しになる?」と無邪気に尋ねるが、確執がある晴海と涼子は複雑な表情に…。
覚悟を決めた晴海は「気づいてあげられなくてごめんね。清一郎はずっとパパとママに仲良くしてほしかったんだよね。そのためにママのところに行った」と清一郎に切り出す。
そして真剣な表情で「パパたちは…もう仲直りできないんだ」「パパが、ママを…どうしても許せないんだ」と伝えた。すると清一郎は「なんで?一緒にご飯食べたのに。ぼく、パパもママも大好きだよ?なのに…なのになんで」と声を震わす。
晴海は「ごめん」と清一郎を抱き締め、「でも離れてても清一郎にとってママとパパであることはずっとずっと変わらない!ママもパパも清一郎のこと世界で一番大好きだから」と訴える。腕の中で号泣する清一郎を晴海は優しく抱き締め続け、見ている側も涙を誘われる一幕となっていた。
第8話について、晴海役の白洲迅は「とにかく櫻くん演じる清一郎が素晴らしかった。それで僕も、全く泣くつもりはなかったというか、泣いてはいけないと思っていたけれど、喋れなくなってしまうくらい心が揺さぶられてしまいました」とコメントしていた。
清一郎の親権問題が解決して一件落着となった第8話だったが、最後に流れた次回予告では今度は千石と愛梨に別れのときが近づいていることを匂わせる内容が流れた。
クライマックスに向けて怒涛の展開となっていきそうだ。
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※番組情報:『パパと親父のウチご飯』
毎週土曜よる11:00~、テレビ朝日系24局