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挑戦的新ドラマ枠「ドラドラ大作戦」誕生!第1弾企画は…ドタバタ群像劇『生放送まで30分』

テレビ朝日では2025年11月より、まだ見ぬヒット作を発掘する挑戦的新ドラマ枠「ドラドラ大作戦」が誕生する。

「ドラドラ大作戦」を手掛けるのは、テレビ朝日の若手ディレクター。

記念すべき第1弾の企画は、放送局を舞台に、生放送が始まるまでに巻き起こる様々な事件、人間模様を描いた『生放送まで30分』。ADやアイドルマネージャーなど、主人公4人の視点から物語を描いていく。

また、撮影は毎話1カット。キャストやスタッフなど撮影に関わる全ての人が、「1カット撮影=失敗できない」というプレッシャーのなか、『生放送まで30分』という物語を作り上げていく。

そんな『生放送まで30分』の各話の主人公は、武田玲奈、篠田麻里子、橋本淳、小沢和義。

さらに、1カットの名作として知られているインディーズ映画『カメラを止めるな!』でおなじみの濱津隆之も出演し、手に汗握るリアルな“生放送までの30分”をノンストップで届ける。

脚本は、現在放送中のドラマ『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)も担当するガクカワサキが執筆。4人の視点が4話にわたって絡み合う、緻密なストーリーに仕上がっている。

『生放送まで30分』キービジュアルには、本番を前に焦ったような表情を浮かべるAD・中島美優(武田玲奈)。

何かに呆れているのか、けだるい態度をする人気アイドルのマネージャー・伊藤さおり(篠田麻里子)。

着ぐるみを着込みながらどこか悲壮感あふれる俳優・芥田龍太(橋本淳)。

けん玉を握り締めた演歌歌手・外山内太郎(小沢和義)の姿が。

また主人公たちのそばには、それぞれに深く関わる人物の姿も配されている。

◆#1の主人公は、武田玲奈

中島美優(なかじま・みゆ)…「トーキング・ミュージック」のアシスタント・ディレクター。ディレクターや出演者、そのマネージャーに振り回される日々を送る。「テレビの仕事が夢」だったが、限界を迎えている。

※コメント

――『生放送まで30分』へのご出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

台本を読ませていただいたのですが、すごく面白くて、撮影に入ることをすごく楽しみにしていました。でも、私には乗り越えなければいけないものがありまして…どうしようかなと思いました。

――「乗り越えなければいけないもの」とは?

けん玉ですね…! 玉を上に引き上げて、けん先に刺す「とめけん」という技をやらなければならない上に、必ず成功させなければならないので本当に大変でした。1カット撮影ですし、失敗できない。私のけん玉シーンが成功しなければ、物語が進んでいかないので、毎回すごく緊張していました(笑)。成功するために、おうちでたくさん練習しました!

――『生放送まで30分』の現場の雰囲気はどうですか? 共演者やスタッフの印象などをお聞かせください。

「みんなで乗り越えるぞ!」という雰囲気があるので、自然とチームワークが生まれていたように感じます。篠田さんとは、初めて共演させていただいたのですが、淡々とお芝居をこなされていて、格好いいなと思いました!

――1カット撮影で役を演じてみて、実際のお気持ちをお聞かせいただけますでしょうか?

他のドラマにはない、一体感を感じました(笑)。1カットは全員がいろいろな動きをしなければなりませんし、スタッフさんも見切れないようにしなければなりません。全員が力を合わせて、一つのシーンを作っているという感じが新しくて、お芝居をしていてすごく楽しかったです。

――本ドラマが4人の視点で1つの物語を描くドラマということにつきまして、率直にどのように感じられているのかをお聞かせいただきたいです。

緻密に計算された台本なので、視聴者の方が見た時に、「あの時、あの動き変だったな」という違和感があると思います。その違和感は、視点が変わることで、「そういうことだったのか」とスッキリするようになっているので、そこが面白いのではないかなと思っています。

――初回放送を楽しみにされている視聴者、ファンの皆さんに意気込みやメッセージをお願いいたします。

同じ30分間をそれぞれの視点から描かれるドラマというのはなかなかないので、楽しみにしていただけたらと思います! あと、私の推しポイントは、けん玉です(笑)。毎話そのシーンから始まるので、気合いが入っていますし、私の頑張りを視聴者の方にぜひ見てほしいです!

◆#2の主人公は、篠田麻里子

伊藤さおり(いとう・さおり)…アイドル女性グループ「エレメンツ」の敏腕マネージャー。言い争いが絶えない彼女たちに対し、「限界」を感じている。

※コメント

――『生放送まで30分』へのご出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

台本を読んだ時にすごく面白いなと思いましたし、同時に「1カット」で撮影することに不安を感じました。今までにないような形ですし、テレビ朝日さんが初めて挑戦する枠の第1弾に参加できることはうれしかったです。撮影自体も面白い撮り方をしているので、楽しくお芝居をさせていただいています。

――『生放送まで30分』の現場の雰囲気はどうですか? 共演者やスタッフの印象などをお聞かせください。

1カット撮影なので、皆さんわりとあっちに行ったり、こっちに行ったりするのでそれぞれ大変ではあるのですが、特に武田さんのこなす分量がすごくてびっくりしました。武田さんが本物のADさんのように見えるくらい細かな動きまで表現されていて、「すごいな…」と感心していました。

チームワークとして、「絶対に頑張ろうね!」という雰囲気が演者からもスタッフからも漂っているので、一体感はすごくありますね。

――アイドル経験のある篠田さんが、今回、アイドルのマネージャーを演じた感想を教えてください。

こういう大変さがあるだろうなと思って演じさせていただきました(笑)。アイドルの裏側も見ている方が「こういうことあるかもしれないな」と思って見ていただける面白さもありますし、マネージャーさんの大変さも描かれているので、楽しみにしていただけたらと思います。

マネージャーとして、担当するアイドルに対して愛を持って仕事をしていますが、対人間なので、振り回される場面も多々あります。さまざまな人間模様を何とか乗り越えることで、辿り着くこともあるので、そこに行きつくまでの過程を楽しんでいただければと思います!

――本ドラマが4人の視点で1つの物語を描くドラマということにつきまして、率直にどのように感じられているのかをお聞かせいただきたいです。

同じ時間軸で進行しているのですが、いろんな角度で、いろんなドラマがあるので、面白いですよね。確かに日常に近いと言えば近いのですが、同じ時間軸で、4人の視点それぞれで描くってすごく新しいなと思いました。あと…この台本を書くのって大変だろうなと思いました(笑)。

――初回放送を楽しみにされている視聴者、ファンの皆さんに意気込みやメッセージをお願いいたします。

人間模様や、マネージャーという仕事の大変さを見てほしいなと個人的に思います。アイドルたちを売れさせたいという強い思いがあってこそのマネージャーとしての動きもあるので、そういった部分を感じ取っていただけたらうれしいです。

いろいろな角度から見ることのできるドラマはなかなかないですし、1話から見ないと全体にちりばめられた伏線が回収できないので、最初から見逃さずにみていただけたらと思います!

◆#3の主人公は、橋本淳

芥田龍太(あくた・りゅうた)…「トーキング・ミュージック」スポンサーマスコット“トラタロー”を担当する俳優。劇団集団「ダイコン」に所属していた過去を持つ。

※コメント

――『生放送まで30分』の現場の雰囲気はどうですか? 共演者やスタッフの印象などをお聞かせください。

リハーサルを、可能な限り全員で試行錯誤しながら創作していく時間は、とても贅沢でした。全員でモニターチェックをして、それぞれの部署が「どうすればもっと良くなるか」を探っていく時間は、幸福な瞬間でした。徐々に、静かに、しかし確実に団結していく空気が心地よかったです。何より、皆が大変さの中にも“楽しさ”を見出している雰囲気がとても素敵でした。

――1カット撮影で役を演じてみて、実際のお気持ちをお聞かせください。

舞台に近いと想像される方も多いかもしれませんが、実はかなりの制約があります。たとえば、カメラがこちらを向くまで“タメ”の時間を稼がなければならなかったり、スタッフさんが映り込まないように、狭い通路での芝居では動線を計算しながら演じなければならなかったりと、常に冷静な視点が求められます。

そして何より、通常のドラマとは違う“ある種の不安定さ”こそが、この企画の魅力だと思います。安定させようと守りの姿勢で挑むと、この作品の魅力は半減してしまう。だからこそ、失敗を恐れず、各自がギリギリまで攻めることで作品の最大値が上がる。そのせめぎ合いが、まるで綱渡りのようで、非常に刺激的で面白かったです。

――本ドラマが4人の視点で1つの物語を描く作品という点について、率直にどのように感じられていますか?

各話を見返したくなる仕掛けが多く含まれています。重なるシーンでは、まったく同じ動きを再現することが求められますが、個人的には「それぞれの視点で描かれるストーリー」だからこそ、個人のフィルターを通して見ると、背景で起こっている出来事の“濃度”や“印象”が微妙に異なっても、それもまた正解なのではないかと思います。

同じ出来事でも、見る人の立場や価値観によって印象が少しずつ変わる――。そんな“微細な違い”を楽しんでいただける作品になっていると思います。

――初回放送を楽しみにされている視聴者、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

ただただ、純粋に楽しんでいただけたら嬉しいです。大人たちが本気で汗をかきながら、くだらないことを真剣にやっています。その“必死な汗”は、僕にとってとてもキラキラしたものだと、改めて感じました。年々、血液はドロドロしてきましたが…、流す汗だけはいつまでもサラサラでキラキラしていたい。そんな思いを込めて、ぜひ楽しんでいただけたら幸いです。

◆#4の主人公は、小沢和義

外山内太郎(そとやま・うちたろう)…30年前に「お隣さん」という曲がヒットした演歌歌手。歌番組に出演する際は、けん玉を披露しているが、失敗できないというプレッシャーを抱えている。

※コメント

――『生放送まで30分』へのご出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

ドラマという枠の中での新たなる試みをする作品に出演出来る事に非常にありがたい事だと思います。

――1カット撮影で役を演じてみて(演じることにつきまして)、実際のお気持ちをお聞かせいただけますでしょうか?

今まで、自分のやって来た形とは違うスタイルなので、戸惑いとプレッシャー的な部分は多少ありましたが、逆にそのプレッシャーが楽しくもなり、良い意味でのめり込めたかなと思います。

――本ドラマが4人の視点で1つの物語を描くドラマということにつきまして、率直にどのように感じられているのかをお聞かせいただきたいです。

様々な登場人物のリンクが面白く、色々な部分が視点を通して紐解かれて行く部分が面白いなと感じました。

――初回放送を楽しみにされている視聴者、ファンの皆さんに意気込みやメッセージをお願いいたします。

今までには無い、ある意味“舞台的”な要素の組み込まれた全く新しいドラマをお楽しみ下さい。

※番組情報:『ドラドラ大作戦
2025年11月22日(土)スタート、毎週土曜よる24:30~、テレビ朝日系(※一部地域を除く)