大炎上パパ活死刑囚、罪をすぐ認めた衝撃の理由を告白…見え方一転の真相に同情集まる<緊急取調室>
主人公・真壁有希子(天海祐希)が取調べを行う専門チーム“緊急事案対応取調班(キントリ)”のメンバーとともに数々の凶悪犯たちと心理戦を繰り広げるドラマ『緊急取調室』第5シーズン。
11月13日(木)に放送された第4話では、「ケチな男は死んだほうがいい」と、金銭トラブルを理由にパパ活相手とその家族を殺害し死刑囚となった佐藤礼奈(大原櫻子)が登場。
あまりにも身勝手な殺害理由で世間を騒然とさせた礼奈だが、有希子たちが取調べを進めるなかで見え方が一転するような真実が明かされていった。
(※以下、第4話のネタバレがあります)
◆事件の前提を覆す衝撃の真実
金銭トラブルでパパ活相手とその家族を放火で殺害し、控訴することなく罪を認め、日本最年少の女性死刑囚となった礼奈。
“死のパパ活女子”と呼ばれ世間を騒がせる礼奈が、面会に来た弁護士の清原美香(高岡早紀)に「もう1人殺したのを思い出した」と言い出し、有希子らはこのもう1つの事件について取調べを行うことになった。
いざ取調べが始まると、礼奈は死刑囚とは思えない無邪気さで有希子たちを翻弄。放火殺人についても反省していないような態度を見せる。
しかし取調べを進めていくうちに、もう1つの事件については礼奈が犯人ではないという意外な真相が明かされていく展開となった。
さらに礼奈は、死刑になる原因となった放火殺人について、本当は金銭トラブルが殺害理由ではなかったことを打ち明ける。
礼奈は「(被害者男性を)好きだったんだ本気で!」と涙ながらに叫び、自分の育ての親である祖父にどこか似ていた被害者男性に恋をしていたという。
しかし、男性の妻に彼と会っていることがバレてしまい、手切れ金を渡された。そして男性が家族でキャンプ旅行に出ることを知った礼奈は、「驚かせて邪魔しよう」と思いグランピング施設に火を放ったと語った。
すると有希子は、「ちょっと待って、驚かせたかった? 殺す気はなかったってこと?」と斬り込む。これに対し礼奈は、殺意がなかったことを認め、菱本進(でんでん)は「なんでそれを裁判で言わなかった!死刑を免れたかもしれないのに」と尋ねた。
菱本の問いに、礼奈は「おじいちゃんに言われてたんだ、人様に迷惑かけたときは言い訳するなって。おじいちゃんは…礼奈を助けてくれたたったひとりの人だから。言うこと聞かなきゃ」と涙ながらに答える。
祖父の教えを純粋に守ったゆえに死刑囚となった礼奈に、菱本はやりきれない表情を浮かべ、「生きて償うことを考えてほしい。なんかできることないか?」と問いかけた。さらに有希子も「今からだって再審請求はできる。事実を明らかにして、正しく裁かれるべきなんじゃないの?」と熱く訴えかける。
しかし礼奈は、「礼奈は人殺しなんだよ!みんなに憎まれて死ぬしかない。泣くのも許されない」と返し、「もうちょっと早く刑事さんみたいな人たちに会ってたら、人を殺さずに済んだのかな…なんてね」と切ない笑みを浮かべるのだった。
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※番組情報:『緊急取調室』
毎週木曜よる9:00~、テレビ朝日系24局