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味方じゃなかったの?令和版・伝説の特撮ドラマ、疑念渦巻くラスト3分のやりとりが不穏<仮面の忍者 赤影>

漫画家・横山光輝が手がけた忍者漫画『仮面の忍者 赤影』。

1967年に実写化され“伝説の特撮時代劇”と呼ばれる本作が、監督・三池崇史×主演・佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)によって新たなヒーロー時代劇として再び実写化。時は戦国、天下統一を目指す織田信長(EXILE TAKAHIRO)を陰で支えた忍たちの活躍が描かれる。

11月9日(日)に放送された第3話のラストでは、赤影(佐藤大樹)が“ある味方”の不審な行動を指摘し、不穏な幕引きとなった。

(以下、第3話のネタバレがあります)

◆赤影が気づいた最終試練での違和感

織田家の忍を選抜する試験の最終試練として、信長の家臣・滝川一益(忍成修吾)から受験者に紛れ込んだ不届き者を見つけるよう指示された赤影たち。

そこで赤影たちが怪しい男を炙り出すと、その正体は金目教の傀儡甚内(細田龍之介)だった。赤影と傀儡甚内が対峙すると、さらに金目教の闇姫(山本千尋)が現れ、窮地に追い込まれる一同。しかしそこに織田陣営の仲間・白影(加藤諒)が加勢し、敵を退けた。

こうしてピンチを乗り切り、ついに織田家の忍となった赤影。

その後、赤影は一益に呼びだされ、なぜ最終試験で自らを不届き者と名乗り出て、青影(木村慧人)を庇ったのか尋ねられた。赤影が黙っていると、一益は「気をつけろ。おぬしのその優しさ、甘さがいずれは命取りとなる。人も忍も結局は1人。1人で何かをなさねばならぬのだ」と語った。

これに対し赤影が「その言葉、お館様とは真逆かと」というと、一益は一瞬ハッとした表情をしつつ「そうか…」と返す。そして一益はぎこちなく笑いだし、「悪いな、笑うのが苦手での」と話した。

すると赤影が「私からもお聞きしたいことが」と切り出し、「金目教の忍が紛れ込んでいたこと、いつ気づいたのですか?」と斬り込んだ。一益は「いつだったかのう」ととぼけたが、赤影は「最終試験が始まる前には気づいていたはずです。ゆえに白影殿を呼び寄せた」と指摘。「気づいた時点でなぜすぐに排除せず、あのときまで泳がせたんですか?」と問い詰めた。

しかし一益は「どうだったかのう。あのときはワシも寝不足でのう。よう覚えとらんわ」とはぐらかすのみで、結局赤影はそれ以上この件の話を続けることなく第3話は幕引きとなった。

一体なぜ一益はピンチに陥るまで金目教の忍を放置していたのだろうか?

※ドラマ『仮面の忍者 赤影』は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『仮面の忍者 赤影
毎週日曜深夜0:10~、テレビ朝日系(※一部地域を除く)
<第4話は2025年11月16日(日)深夜0:25〜(※一部地域を除く)>