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プロが選ぶ「最強メロディー」発表!国民的アイドル大ヒット曲に隠された“ちょっとエッチな裏切り”

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。

11月9日(日)放送の同番組では、プロが選ぶ最強メロディーが発表された。

9月のゴールデンスペシャル「プロが選ぶ最強メロディー BEST100」では、総勢93名のプロたちに一斉アンケートを実施し、約1000曲が集まった。

では、プロたちは他にどんな曲を挙げていたのか?

今回はアンケートに答えた石崎ひゅーい、斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/TenTwenty)、熊木幸丸(Lucky Kilimanjaro)がスタジオに集結し、「最強メロディベスト20」をそれぞれ発表した。

石崎が「2000年より前」のランキングで12位に選んだのは、シャ乱Q最大のヒットソング『ズルい女』だ。彼はこの曲のサビに「つんく♂さん流の仕掛けがある。それは歌詞にない音を歌う」と解説した。

「つんく♂さんの作るメロディーはめちゃくちゃ強い。どんなジャンルでも、どんなサウンドの中にいても突き抜けてくる。この時代の歌を目立たせてヒットさせるという手腕がつんく♂さんにはあるなって思う」(石崎)

また、歌い出しのフレーズ「Bye-Bye ありがとう さよなら」で、つんく♂は「さよおなら」とあえて5文字で歌っていると石崎は指摘する。

「さよならって歌うこともできるけど、つんく♂さんは“お”にアクセントをつけた。サビの1行目だけで耳が持っていかれる。そういうつんく♂さん流の仕掛けが入っている」と“耳に残る歌い方”を絶賛した。

さらに石崎は、モーニング娘。の『LOVEマシーン』を8位に選出。つんく♂がプロデューサーを務めるモーニング娘。にとって、この曲はグループ初のミリオンヒットを記録した楽曲だ。

石崎は、つんく♂について「視野の広さやプロデューサーとしてのすごさも感じる」とコメント。そして、この楽曲にもつんく♂の仕掛けがあると説明した。

「(つんく♂さんが)日本代表のメロディメーカーだと証明したのが、この『LOVEマシーン』。歌いやすい、そして覚えやすい。これが非常に大切だったと思う」(石崎)

また、当時は「カラオケで歌いやすい」という点も楽曲がヒットする要素の一つだったといい、「そういう流れをちゃんと取り込んだ曲」だと明かした。

『LOVEマシーン』のサビ前「こんなに優しくされちゃ」には休符がないのに対し、続く「みだら」では「み(休符)だ(休符)ら」とリズムの裏切りがある。さらに最後の一音では、「らa」とセクシーさが演出されているという。

この“ちょっとエッチな裏切りのメロディー”について、石崎は「そういう癖を作ることによってカラオケで真似したくなる」と述べ、90年代のヒットの要素が詰め込まれた『LOVEマシーン』のすごさを熱弁した。

このほか、プロ3人が選んだ名曲たちが続々と登場! プロ目線で語る、その魅力とは?

※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも配信中!

※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)

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