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「実はドミニカ人は踊りながら生まれてくる」ドミニカ共和国で代々受け継がれてきた“大切な踊り”

祖母から母へ、母から娘へ、師匠から弟子へ、世代から世代へ、そして未来へ――。

週替わりで登場する案内人が「美しき伝承」をテーマに、自らが継承したかけがえのないものを通じて、未来へつなぐ心の遺産「レガシー」を紹介する番組『美レガシー』

11月2日(日)放送の同番組では、ドミニカ共和国大使館へ。

ドミニカ共和国に代々受け継がれてきた「メレンゲ」と呼ばれる大切な踊りを、同国大使が紹介する。

音楽にあわせて踊りを披露するドミニカ共和国大使。

大使によれば、ドミニカ共和国では子供から大人まで誰でも踊れるダンスなのだそう。

「実は、ドミニカ人は踊りながら生まれてくるんですよ、ハハッ(笑)」と陽気に説明する。

「メレンゲ」は誰かに教えてもらうというより、自然と受け継がれてきた踊りなのだという。

「ドミニカ共和国の人々にとっては、メレンゲの踊りや陽気な国民性こそが、自分らしさそのもので、未来に伝えたいものなんです」と大使は話す。

また、11月9日(日)放送の同番組では、歌舞伎座へ。光峯 床山の嶋根政夫さんが、先人から受け継ぐ“大切なモノ”を紹介する。

嶋根さんは女形専門の床山として、30年以上も歌舞伎俳優のかつらを結っている。

そんな嶋根さんが紹介するのは、親方から受け継いだという“結い櫛”だ。

「かつらを結うには、なくてはならない櫛」と話す嶋根さんは、床山の仕事について「かつらに見えてはダメなんですよね。本物の人のような髪型にならないといけないと思います。やはり、親方の教えてくださったことを忠実に守ることが大事」と説明。

「何百年と続いているものを自分なりにアレンジするということは、あり得ない」と続ける。

数あるかつらのなかでも、もっとも時間をかけて完成させるのが「花魁(おいらん)」。結うのに2時間から3時間はかかるそうだ。

嶋根さんは“継承”について「古いものを守ることでなく、未来を育てること。何百年と続いているものを、自分たちも40年、50年と続けていくこと」と語る。

※番組情報:『美レガシー
2025年11月2日(日)・7日(日)よる11:09~、テレビ朝日(関東地区)

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