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17歳で快挙、女子フィギュアにニュースター!中井亜美、快進撃の裏に「浅田真央への憧れ」と「12歳での決断」

17歳で快挙、女子フィギュアにニュースター!中井亜美、快進撃の裏に「浅田真央への憧れ」と「12歳での決断」

来年2月に開催されるミラノ・コルティナ五輪に向け、代表争いが本格化しているフィギュアスケート。

11月1日(土)から始まるグランプリシリーズ第3戦カナダ大会には、日本から期待の新星・中井亜美(17歳)が出場する。

シニアデビュー戦となった10月の第1戦フランス大会では、ショート・フリー・合計点のすべてで今季世界最高得点をマークし、シリーズ初参戦にして初優勝という快挙を成し遂げた中井。

躍進の理由は、彼女の最大の武器である大技・トリプルアクセルだ。

今年8月のサマーカップでも演技の冒頭でクリーンなトリプルアクセルを成功させ、並み居る有力選手たちを抑えて優勝を飾った。シニア1年の今シーズンは、ショートで1本、フリーで2本、合わせて3本のトリプルアクセルを跳ぶ高難度のプログラムに挑戦している。

スケートを始めたのは5歳の頃だった。「たまたまテレビで流れてきた浅田真央さんを見て、始めたいと思うようになった。それまでは近くにリンクがなくて、1年後にやっとリンクができてスケートを始めました」と振り返る。

浅田真央といえば、トリプルアクセルを武器に五輪の舞台で活躍したレジェンド。中井は「浅田真央さんも跳んでいたし、自分も跳んでみたい」と憧れ、小学5年生頃からトリプルアクセルを跳び始めたという。

その後、12歳で故郷・新潟を離れる決断をし、若手選手を育成する千葉のMFアカデミーに所属。トップレベルの練習を積み、世界で戦う力を身につけていった。

昨年12月のジュニアグランプリファイナルでは、トリプルアクセルをコンビネーションで成功させて銅メダルを獲得するまでに成長。シニアの大会でも好成績を収め、一気に五輪代表争いの主役候補に躍り出た。

「自分にとって五輪はまだ程遠いかなと考えていたけど、オリンピックを目指してもいいんじゃないかという風に自分の思考が変わってきた」と、目標の変化について語る中井。

「次のグランプリシリーズでいい結果を残して、しっかりと胸を張って『五輪の代表になりたい』って言えるように頑張りたい」と意気込みを示す。

次戦のカナダ大会で好成績を残せば、上位6名だけが出場できる「グランプリファイナル」進出はほぼ確実となり、五輪代表はさらに近づく。フィギュア界に現れたニュースターの活躍に期待したい。

※番組情報:『フィギュアスケート・グランプリシリーズ2025』カナダ大会

◆地上波
11月2日(日)あさ4:00~ 女子ショート、テレビ朝日(一部地域を除く)
11月2日(日)深夜1:55~ 男子ショート・男女フリー、テレビ朝日(一部地域を除く)

◆テレ朝動画
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