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第2話にして号泣回…『緊急取調室』すれ違い親子の悲劇に隠された切ない真相

主人公・真壁有希子(天海祐希)が取調べを行う専門チーム“緊急事案対応取調班(キントリ)”のメンバーとともに数々の凶悪犯たちと心理戦を繰り広げるドラマ『緊急取調室』第5シーズン。

10月23日(木)に放送された第2話では、ついに車イスキャスター・倉持真人(山本耕史)の実父である磯貝信吾(竜雷太)を殺害した犯人が判明。

さらに、磯貝にまつわる意外な真相が明らかになった。

(※以下、第2話のネタバレがあります)

◆「父に…インタビューしておくべきでしたね」

倉持の妻・利津子(若村麻由美)が磯貝殺害を認めつつも「夫もそれを知っています」と発言したことをきっかけに、倉持夫婦の同時聴取をすることになった有希子たち。

長い戦いの末、ついに倉持が真犯人だと明らかになる。

じつは父である磯貝と仲違いしていた倉持。磯貝は有名なジャーナリストではないものの取材に命をかけているような人物で、キャスターの倉持に対し毎日文句を言っていたうえ、倉持が本当は歩けることも知っており、それをネタに彼を脅していたのだ。

こうして父の殺害を決めたという倉持は、「防犯装置の電源を壊してから、睡眠薬で熟睡してるあの人をおぶって移動したとき、驚くほど軽かった」と犯行当時のことを語った。

すると有希子は、「抱っこしていた子どもが眠ってしまうと、途端に重くなるんです。しがみついていた力が抜けるからでしょうかね」と切り出し、本当は磯貝が眠っていなかったのではないかと示唆する。

さらに小石川春夫(小日向文世)も、「台所に食器が洗って伏せていたとあります。家政婦の時田さんによれば、(磯貝は)それまでは洗い物などされなかったそうです」と告げた。

有希子が「あなたの作った親子丼、これが最後の晩餐だと思ったのかも」と続けると、動揺した様子を見せる倉持。そんな彼に有希子は、「厳しく批評したり、本当のことを明かせと迫っていたのは、本当にあなたを立派なジャーナリストにさせたかったからではありませんか」と熱く訴えた。

こうしてようやく父の真の想いに気づいた倉持は目を潤ませ、「父に…インタビューしておくべきでしたね」と後悔の言葉をこぼす。

被害者が死を覚悟していたという真相。胸が締め付けられるラストとなっていた。

※ドラマ『緊急取調室』は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『緊急取調室
毎週木曜よる9:00~、テレビ朝日系24局

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