高すぎる演技力!『緊急取調室』おなじみベテランメンバーの巧みな“連携技”に惚れ惚れ
天海祐希主演『緊急取調室』の連続ドラマ・第5シーズンが、10月16日(木)よりスタートした。
本作は、主人公・真壁有希子(天海祐希)が、取調べを行う専門チーム“緊急事案対応取調班(キントリ)”のメンバーと一緒に数々の凶悪犯たちと心理戦を繰り広げてきた人気シリーズ。第5シーズンでは、12月26日(金)公開のシリーズ完結作『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』と連動するエピソードも交えながら、新たなキントリの活躍が描かれる。
第1話では、解散していた緊急事案対応取調班が臨時運用されることになり、有希子をはじめとしたおなじみのメンバーが再集結。ベテラン感あふれる巧みな手法で被疑者の取調べを進める様子が展開された。
(※以下、第1話のネタバレがあります)
◆小石川が菱本にぶちギレ!?
第1話では、都心の地下に大規模蓄電施設をつくる「政府肝いりの再開発計画」に反対の声が相次ぐなか、再開発の関係者2名が撲殺される事件が発生。さらに、この事件の犯人を自身の番組で挑発したキャスターの倉持真人(山本耕史)が何者かに襲われ、彼の実父が殺害された。
そこで警視庁は、解散していた取調べの専門チーム“緊急事案対応取調班(キントリ)”の臨時運用を決定する。有希子をはじめ、梶山勝利(田中哲司)、玉垣松夫(塚地武雅)、菱本進(でんでん)、小石川春夫(小日向文世)らが再結集して捜査を進めると、再開発を請け負っている企業の広報担当社員・辻本裕太(角田晃広)が被疑者として浮かび上がった。
そうして辻本を呼びだすと、まずは菱本と小石川が取調べにあたることに。
刑事人生の大半が“マル暴刑事”だった菱本は、取調べで黙り込む辻本に「てめえがやったんじゃないのかって聞いてんだよ!」と怒鳴り、強気に問い詰める。辻本が「この方、変えてください」と小石川に訴えると、菱本は「この野郎」とペンを折り辻本に詰め寄った。
すると、普段おだやかな頭脳派・小石川が突然机を叩き、「辻本さんの言う通りにしろ!」と叫んだ。
怒られた菱本は納得いかなそうに取調室を後にし、部屋の外で見守っていた有希子たちに「春さんに怒鳴られちまったよ」と笑う。これにキントリの管理官・梶山は「(被疑者の)要求を受け入れるとハードルが下がる確率は高いです」と告げ、有希子に目配せする。
そして菱本とハイタッチした有希子は、彼の代わりに取調室に向かい、「すいません!辻本さん」と被疑者に寄り添いつつ、彼から真実を引き出そうと取調べを進め始めた。
見事なチームプレイで、その後辻本に犯行を認めさせたキントリ。しかし辻本は倉持親子の事件には関与していないと語り…。第1話から驚きの幕引きとなっている。
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※番組情報:『緊急取調室』
毎週木曜よる9:00~、テレビ朝日系24局