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今年ついに活動再開したRIP SLYME 再結成までの8年は「みんな心配していた。みんな活動を待っていた」

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。

10月5日(日)の放送では、今年ついに約1年間限定で5人体制での活動を再開したRIP SLYMEがスタジオに登場した。

番組にはRIP SLYMEに加え、彼らをよく知る先輩・RHYMESTERのMummy-D、小学6年生のときにRIP SLYMEに出会い大きな影響を受けたというSTUTSも出演。RIP SLYMEのヒットの裏側や、当時のJ-POPシーンにおけるヒップホップ史を振り返った。

2001年のメジャーデビュー以来、数々のヒットを生み出してきたRIP SLYME。2ndアルバム『TOKYO CLASSIC』では、ヒップホップアーティストとして初めてミリオンセールスを達成。その後も日本武道館での単独ライブや、5万人以上を動員した大規模な野外ライブなど、シーンに新たな歴史を刻んできた。

しかし、2018年から活動を休止。

Mummy-Dは当時を振り返り、「みんなと仲良かったから、もったいないなと思っていた。国民的ヒットを何曲も持っているグループがそれを寝かせたままにしている。スチャダラパーのBoseくんにも『RIP SLYMEどうなの?なんとかならないの?』って言われたり…。みんな心配していた。みんな活動を待っていた」と心境を明かした。

活動休止中も後輩アーティストからのコラボ依頼は絶えなかった。さらに、2003年からRYO-ZとFUMIYAがプロデュースを手がけてきたHALCALIが今年に入り海外で爆発的にヒットするなど、メンバーは個々に活動を続けていた。

一方、デビュー前からの盟友・Dragon Ashは代表曲『One』を歌い継ぎ、RIP SLYMEの復帰を待ちわびていた。

そして2025年、ついに5人での活動が再開。

Mummy-Dは再始動を受けて、「スゴいと思った。再集結でいきなりこのクオリティー作れるんだと。ちゃんとキャッチーだし、ちゃんとRIP SLYME。クオリティーを保つのって本当に大変。ブランクが空けばいい曲はできるっていうわけじゃないし、注目が集まっている時に変なものを出しちゃうと逆効果。そんな中で、スゴいものを出してきたなと思った。めちゃくちゃかっこいい」と絶賛した。

STUTSも「5人で再始動のニュース見て、曲を聞いたとき本当に感動しましたし。できたら…もっともっと見たい!」と期待を寄せる。

さらにILMARIは、Dragon Ashが曲を歌い継いでくれたことについて「Kjくんの遠回しな愛情」と感謝の思いを述べた。

一方、PESは「ずっとやってくれているんで、10代の子たちはDragon Ashの曲だと思っている」と冗談を飛ばし、「『One』は僕たちの曲です」と宣言してスタジオを沸かせた。

このほか、RIP SLYMEの結成秘話も明らかに。SUの加入には一波乱あったようで…。

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※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)